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あんときのアイスランドの火山

 1月に時々掲載していた「あんときの・・・」の続きです。今回も、2006年7月19日、当時住んでいたUKのマンチェスターからUSのマウンテンビューにあったレーザーメーカーに出張したときの行きの飛行機(アムステルダム→サンフランシスコのKL便)の中から撮影した写真の5回目です。今回はアイスランドの上空で撮影した写真を掲載したいと思います。カメラはcoolpix 4500(E4500)を使っています。
 下の写真は、アイスランドの首都レイキャビクを上空から見た写真です。
  20220329-12
 現在(最近)の姿はGoogleのサービスを使って見てください。

 下の写真は、スナイフェルスヨークトル国立公園の中にあるスナイフェルス氷河火山(スナイフェルス半島の先端付近にある)です。成層火山ですが山頂から氷河があるそうです。この付近はアイスランドの国立公園になっています。天気が良ければ、アイスランドの首都レイキャビクからも見えるそうです。火山としての噴火は、約2000年前にあった噴火が最後で、その後、現在まで休止状態にあるそうです。ここは、ジュールベルヌの地底旅行にも出てくるらしいが、詳しいことはよー知らんです。
 2010年にヨーロッパの航空運航の激しい障害となった大噴火はこの火山ではなく、エイヤフィヤトラヨークトル火山(これも氷河火山らしい)で発生しました。エイヤフィヤトラヨークトル火山はレイキャビクの西方東方にあります。
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by akita  at 05:42 |  「あんときの・・・」 自然 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

あんときの超巨大氷山

 2006年7月19日、当時住んでいたUKのマンチェスターからUSのマウンテンビューにあったレーザーメーカーに出張したときの行きの飛行機(アムステルダム→サンフランシスコのKL便)の中から撮影した写真の4回目です。今までグリーンランドの上空から撮影したものを掲載してきましたが、今回は、グリーンランドの上空に至る前のアイスランドとグリーンランドの間(アイスランドの南西側上空を通過した直後)の海の上空から見えていた流氷や巨大な氷山を写した写真を掲載したいと思います。

 下の写真は、アイスランドの南西部を通過した直後に見えていた流氷と氷山を写した1枚です。この写真に写っている流氷を見たときの第一印象は、「粉々に粉砕した発泡スチロールを水(海)に浮かべたようだ」でしたが、すぐに流氷と気付きました。その流氷に加えて、氷山らしきもの(距離がありすぎて実際の大きさは想像できない)も数個ポチポチと写っています。
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 下の写真は超巨大な氷山です。上の写真を撮影した約30秒後に撮影したようです。(オリジナル画像のEXIFを見る限り)
北半球で見られる氷山は、グリーンランド東岸とその周辺の島々から分離したもの(Wikipediaによる)だそうです。なお、南半球で見られる氷山は南極大陸の棚氷が押し出されたものだそうです。氷山は、小さな氷の塊を除いて、大きさ(高さと長さ)により小型から超大型まで4階級に分類されるそうですが、下の写真に写っているものは、紛れもなく超大型(高さが75m以上、長さが213m以上のもの)だと思います。
 写っている氷山の右上側を先頭とした航跡波が写っています。この航跡波は、氷山が進んでいる方向、または海水の流れが当たって来ている方向を示していますが、この付近の海流の向きを調べると海水の流れが当たって来ている方向を示しているのではないかと思います。しかし、もしかしたら、風に氷山が押されて進んでいる方向を示しているのかも知れません。
 また、氷山の下方の海水面に何本か短い白波が見えていますが、これは付近にいる船の航跡波で、この氷山を監視している船か、観光目的で近づいている船ではないかと思います。よく見ると、白波の先頭と思しき側に小さく船らしきものが見えているものもあるのではないかと思います。この写真は10000mを越える上空から撮影していて、しかも、トリミングなしなので、この大きさに写っている氷山は超巨大であるのは間違いないと思います。
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by akita  at 21:03 |  「あんときの・・・」 自然 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

あんときのグリーンランドの溶けた氷床(?)

 2006年7月19日、当時住んでいたUKのマンチェスターからUSのマウンテンビューにあったレーザーメーカーに出張したときの行きの飛行機(アムステルダム→サンフランシスコのKL便)の中から撮影した写真の3回目です。飛行高度は記憶が間違っていなければ41000フィートです。(国際線は良く乗っていたのですが、40000フィートを超える高度を飛ぶのは珍しかったので覚えているつもり)グリーンランドの南西部の氷床(又は氷床の上に積もった雪)が溶けて水たまりが出来ている様子が写っています。
グリーンランドは陸地の約8割が氷床に覆われていて、その厚さは平均で1500~1700mだそうです。
地球温暖化による融解は、1990年には始まって2000年以降には融解速度が加速しているそうで、今回の写真は、融解速度の加速が始まった後に撮影したことになります。
グリーンランドを覆っている氷床が全て融解して海に流れ込んだら、海面が7m程度上昇するそうです。

 下の写真はグリーンランドの上空から2006年7月に撮影したもので、地球温暖化の証拠が写っているのではないかと思っている写真です。水たまりのように見えているのは、氷床の上に降り積もった雪または氷床そのものが溶けて、湖(池)状態の水たまりになっているもので、水たまりは、かなり多数出来ているように見えます。
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 下の写真は、連続して撮影した2枚の写真が、もしかしてモザイク合成出来るのではないかと思ってモザイク合成してみた写真です。(上手くつながりました)氷床の氷(またはその上に積もった雪)が溶けて超巨大な水たまり(青い部分が水たまりと思います。上空12000m以上の高度から見ているので超巨大です)が出来て、川となって流れ出しているように見えます。氷(または雪)の部分が意外にも真っ白ではなく、汚れているのが分かります。汚れたように見えるものが写っていることで、溶けつつある氷床が写っているのではないかと思っています。(上の写真も同じ)
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これらの場所が、今どうなっているのか分かりませんが、何とかして、もう一度見てみたいものです。
by akita  at 06:17 |  「あんときの・・・」 自然 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

あんときのグリーンランドの氷河 -2

 1月8日にアップロードしたグリーンランドの氷河の続きです。
 1月8日にアップロードした画像は霞を軽く除去して・・・と書きましたが、アップロードした画像は青かぶりがきついものでした。それで、再処理をして青かぶりを出来るだけ目立たないようにしたつもりの写真を作り直しました。しかし、写真によっては、まだ青かぶりが目立つものがあるかも知れません。ついでに、次にアップロード予定の写真も全て同じ処理をして作り直しました。処理と言っても、今回の処理は、全てNikonのCapture NX2のLCHエディターの明度(マスターモード)で調整しただけです。
 以下に掲載する画像は、全て、NikonのCoolpix 4500でJPEGで撮影したもので、撮影は、掲載場所が上から下に向かって掲載順に撮影していて、要するに、掲載場所が上から下に向かって、撮影場所が東から西に向かって動いています。各画像をマウスでクリックすると表示される大きいサイズの画像のオリジナルのサイズは2272x1704ピクセルです。前にアップロードした画像は800x600ピクセルでした。
 白い点々としたものが写っている写真がありますが、その白い点々は海の上に浮かぶ流氷で、中には巨大な氷山も写っていると思います。全ての写真は、高度12000m以上の上空から撮影したものですので、点に写っていても実際はかなり大きなものと思います。

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by akita  at 21:38 |  「あんときの・・・」 自然 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

あんときのグリーンランドの氷河

 2006年7月19日、当時住んでいたマンチェスター(UK)からUSのマウンテンビューにあったレーザーメーカーに出張したときの行きの飛行機(アムステルダム→サンフランシスコのKL便)の中から撮影した写真で、グリーンランドの氷河が海に流れ込んでいる様子が写っています。下の写真は、オリジナルの画像にかぶっていた霞を軽く除去して、文字を入れ、リサイズした写真です。

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 撮影した場所は、アイスランドの北東部にあるイーサフィヨルズルとかパトレクスフィヨルズルのある付近から東方向に辿ってグリーンランドに当たる付近です。写真の中央から左下方向に湾が広がっているのが写っていますが、この湾は、アンマサリクとかイカテク(共に地名)の東にある湾で、湾の最奥部にある島が目印です。この写真は上空約40000フィート(記憶が正しければ41000フィート)を飛んでいた飛行機の中から撮影したもので、おおよそ、北が写真の上方向です。カメラはE4500(Nikonのcoolpix 4500)です。この場所は、Google Mapで簡単に見つけることが出来ます。Google Mapでこの場所を見つけた後で、上空から撮影された航空写真に切り替えて見る限り、どうやら、今でも氷河は健在のようです。この写真に写っている氷河が消えて見えなくなったら、地球温暖化は終局を迎えていると思って良いかも知れません。
 当時、飛行機の中で聞いた説明によると、写真に写っている付近はなかなか晴れない場所だそうで、この写真のように雲が全く見えないのはメチャラッキーだったらしいです。
 この付近では、何枚か写真を撮影しているので、それらを近日中に説明文なしでアップロードしようと思います。
by akita  at 12:19 |  「あんときの・・・」 自然 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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