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日の出後の月

 10月31日の朝、日の出後に西の青空に浮かんでいた月を撮影しました。仕上げてみると、意外にもなんとかなったので、アップロードします。撮影はCOOLPIX P950 f=2000mmの手持ちで、20枚撮影して、そのうち16枚をスタック後、シャープ化し、PhotoshopCCで仕上げました。結果が、下の画像です。
  20231031-3
なんとなく青っぽい(紺色っぽい)のは、青空バックで撮影したからです。PhotoshopCCで背景を真っ黒にできたのですが、そうはせず、今回は青い雰囲気を僅かに残したつもりです。月面がなんとなく青っぽい(紺色っぽい)のはそのためです。クレーターが、思った以上にはっきり見えています。青空バックで撮影した月はコントラストが低すぎて、クレーターなど見にくいと思っていたのですが、思い込みのようです。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:08 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

13夜の月

 13夜とは旧暦の9月13日~14日の夜のことです。さらに詳しくは、Webで検索してください。解説が多数見つかります。
 2023年の13夜は10月27日の夜で、そのとき、よく晴れていたので月を撮影しました。(撮影地は岡山市北区)ただ、透明度が悪く、月の高度が高いのに、できあがった写真には赤っぽい月が写っていました。下の画像は、16枚の画像をスタックしてシャープ化し、縮小した画像です。スタックした元の各画像は、全てISO=100、露出時間1/200秒、カメラはCOOLPIX P950 f=2000mm(35mm 換算) F=6.5の手持ちで撮影しました。

  20231030-4
 この画像を眺めていて、月面には「熊」もいることに気付きました。どこか分かりますか?少し離れて(距離を取って)眺めていると分かるかも知れません。

 1ヶ月前に中秋の名月を撮影した時と同じような赤っぽい月が写っていましたが、今回はカラーバランスを調整して、白っぽい月にしてみたのが下の画像です。
  20231030-5
 白っぽい月にすると、月面の色が場所によって違うのが見えます。
  
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by akita  at 22:11 |   |  comment (5)  |  trackback (0)  |  page top ↑

細~い月(月齢2.6の月)

 17日の夕方、月齢2.6の細~い月が南西の空の低空に見えるのが分かっていて、調べた通りに見えていたので、撮影しました。月は南に低く、南西方向には山(京都の西山の南の端付近で天王山のほんの少し北付近)があって、日没時には、その南西方向の低空に月が見えるのが分かっていたので、山に没する時刻と日没からの経過時間などを調べて、17時25分から17時30分頃にかけて撮影することにしました。その時刻あたりでの月の高度は10~11度±なので、拡大撮影は諦めて、山の一部が写野に入るような写真を撮ることにしました。(17日の、当地での日没時刻は17時22分で、撮影場所付近から見て、太陽が西山に沈んでしまう時刻は16時16分ころです。)
 下の写真は、全て、COOLPIX P950の手持ちで撮影しました。共通の設定は、プログラムオート、ISO=100、F=5.6、手ぶれ補正ON、露出補正:-1.3 で、レンズの焦点距離は、一番上の写真が650mm(35mm換算)、残りの2枚が1000mm(35mm換算)です。トーンカーブを若干補正して、縮小した画像です。

【撮影時刻:2023年10月17日17時25分30秒、露出時間1/250sec】
20231018-1

【撮影時刻:2023年10月17日17時25分30秒、露出時間1/80sec】
20231018-2

【撮影時刻:2023年10月17日17時25分30秒、露出時間1/100sec】
20231018-3
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by akita  at 18:49 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

2023年 中秋の名月

 本日の中秋の名月はよく晴れました。マスコミが繰り返し報道する天文現象は、だめになる(見ることができなくなる)というジンクスを破って、今夜の月はよく見えました。おっと、中秋の名月は天文現象とは違うか。。。

下の写真はCOOLPIX P950 f=2000mm F=6.5、ISO=100、露出時間1/125secで撮影した16枚の画像をスタックしてシャープ化後に縮小した画像です。カメラは、三脚に載せています。(手持ち撮影とは違います。) 

  20230929-3
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by akita  at 22:48 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

月とスバルの接近

 4月23日の夕方には月と金星がくっついて見えたはずで、写真撮影する予定でしたが、曇ってしまいました。気象衛星の雲画像を見る限り、空が暗くなる時間帯には、京都から西は雲がベタッと出ていたようです。この日の撮影準備として、1日前の22日の夕方、空が暗くなってからP950を手持ちで月と金星が見えている西の空を撮影して、カメラの設定を確かめました。ここでは、22日に撮影(テスト撮影のつもり)した画像から2枚をアップロードします。
 1枚目は、月、金星、アルデバランが写っている画像です。カメラを手持ちで撮影することを条件として、露出時間を変えて、地球照がどうにか写る露出時間を調べた1枚です。あわよくば、明るい恒星も写ってほしいと思っていましたが、この画像に写っている恒星として分かりやすいのは、アルデバラン(おうし座の1等星)だけでした。
  【1枚目の写真のデータ】
  撮影日時:2023年4月22日19時46分12秒(JST)
  カメラ:Nikon COOLPIX P950
  レンズの焦点距離:85mm(35mm換算)
  絞り値:4
  露出時間:1/15秒
  ISO:1600
  その他:手持ち撮影 
  20220422-18

 2枚目はカメラを手持ちで地球照をしっかり写そうと思って撮影した写真の1枚です。よく見ると、M45(スバル)が写っているように思えたので、少しレタッチして強調して見たところ、おなじみの羽子板の形に並んだ星が見えてきました。しかし、M45を見えるように調整した画像に写っている月は見ての通りです。当たり前のことですが、明るさの差がありすぎました。
 昨年の11月8日の月食時に撮影した写真に写っている恒星と今回写っている恒星を比べると、今回は、明らかに、恒星の写りが悪いように思いますが、それはカメラが向いている方向の高度の違い(昨年11月8日は高度43.3度付近をカメラが向いていて、今回は、高度11度付近をカメラが向いていた)のが原因だと思います。
  【2枚目の写真のデータ】
  撮影日時:2023年4月22日19時56分52秒
  カメラ:Nikon COOLPIX P950
  レンズの焦点距離:300mm(35mm換算)
  絞り値:6.3
  露出時間:1/4秒
  ISO:1600
  その他:手持ち撮影
  20220422-17
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by akita  at 22:53 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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