FC2ブログ

2015年10月31日の太陽Hα画像

岡山で撮影しました。

1.北半球に並んだ活動領域(PSTによるモザイク合成画像)
  20151031-1
 今日も北半球に活動領域が並んでいます。活動領域番号は画像中に記入しておきました。
 東のリムに近い12443はCクラスのフレアを連発させています。この画像を見る限り。そのうちMクラスのフレアも発生しそうな雰囲気がありますね。
 12443の北側に小さなプラージュのある領域が写っていますが、ここは、そのうち活動領域番号が付くかも知れません。

2.活動領域12443と東のリムに出ている明るいプロミネンス
 20151031-2  20151031-3
 右の画像は左の画像を元にしたネガ+α画像です。ネガ+α画像の方がプロミンスのディテールが分かりますね。
 下のモザイク合成画像も見てください。

3.南西のリムから離れて浮いている淡いプロミネンス
  20151031-4
 この浮いているプロミネンスは相当に淡いです。ここまで強調してしまうと淡いという感じはしませんね。
 このプロミネンス付近の様子は、下のモザイク合成画像も見てください。

4.西のリムに沿ったモザイク合成画像
  20151031-5   20151031-6   20151031-7
 左のポジ画像では見えていないプロミネンスが中央のネガ+α画像にすると見えてきます。このネガ+α画像をプロミネンスに特化して強烈に強調すると、さらに淡いプロミネンスが見えてきます。南西のリムから離れて浮いているプロミネンスの北側や、真西より少し北に非常に淡いプロミネンスが見えています。

5.東のリムに沿ったモザイク合成画像
  20151031-8   20151031-9   20151031-10
 こうして見ると、活動領域12443は非常に大きいのが分かりますね。
 右のネガ+α画像をさらに強調した画像では、東南のリムに沿って淡いプロミネンスがたくさん見えているのが分かると思います。
スポンサーサイト



テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:57 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する

以下は山城天文同好会の会員諸氏のHP、blogへのリンクです
アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード