FC2ブログ

2016年2月28日の太陽Hα画像

28日まで岡山で撮影しました。1日遅れて京都からアップロードします。
28日の岡山は午前中靄の掛かったような天気で、PSTでは異常なほどの長時間露光が必要だったので撮影を見合わせました。午後からは透明度が若干回復し、我慢できる程度の露出時間で撮影できるようになったところで撮影しました。シーングは比較的良かったです。

1.活動領域12507付近のPSTによるクローズアップです。
  20160229-1
 リムにかなり迫っていますが、この活動領域は29日(日本時間)まで見えていました。12507の左上(北東)方向にある若干薄く広がっているフィラメントは、GONGを見ると29日にはプロミネンスとして見えています。

2.活動領域12506付近のクローズアップです。
  20160229-2

3.活動領域12506、12508、12509付近のクローズアップです。
  20160229-3
 12508(画像中央付近)と12509(画像左のプラージュ付近)は、撮影時点では付番されていませんでしたが、12508になった領域には黒点が見えていましたし、12509になった領域に見栄いていたプラージュはかなり明るいものだったので、きっと活動領域番号が付くと思って撮影しておきました。12509になった領域には黒点は写っていませんが、本日(29日)には双極性の黒点が現れています。

4.プロミネンスのクローズアップ
【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20160229-4  20160229-5
 右の画像のプロミネンスは活動領域12501の周囲にあったフィラメントがプロミネンスとして見えていたものです。
 2つのプロミネンスを同時に撮影すると下の画像のようになります。
  20160229-6
 本当はこの一枚で済ませたかったのですが、もう少し広い画角がほしいですね。

【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20160229-7
 なかなか見応えがありますね。

  
スポンサーサイト



テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:21 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する

以下は山城天文同好会の会員諸氏のHP、blogへのリンクです
アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード