FC2ブログ

2016年6月15日の太陽Hα画像

梅雨らしい天気が続いていて、なかなか晴れてくれませんが、今朝は7時頃から8時過ぎごろまで太陽が見えていました。しかし、ヘイズが掛かっているような状態で、なかなか苦しい状態でした。

1.活動領域12554付近のPSTによるクローズアップです。
  20160615-1
 6月11~12日に急激に発達して現れた活動領域12554は西のリムに近づきました。これが見納めです。

2.活動領域12553付近のクローズアップです。
  20160615-2
 活動領域12546として見えていたときから安定していると思いますが、黒点の形が細長くなってきましたね。
 この活動領域の左上に写っているプラージュのある付近に微小黒点が写っています。SDO HMI Intensitygramを見ると、この画像を撮影した時点では微小黒点はかなりはっきりしていましたが、その後薄くなって15日22時時点では殆ど消えそうになっています。

3.活動領域番号が付くかも知れない領域
 20160615-3
 この画像の黄色の丸の中に微小黒点が写っています。このうち、22時時点でも右側の領域の黒点はしっかり残っていて、数も増えているように見えます。活動領域番号が付きますかね? 一方、左側の微小黒点は消えかかっているようです。
 これらの領域と活動領域12553の位置関係は下の画像(3枚の画像のモザイク合成画像です)を参考にしてください。
  20160615-4

4.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20160615-5  20160615-6

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20160615-7  20160615-8


スポンサーサイト



テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:03 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filters の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する

以下は山城天文同好会の会員諸氏のHP、blogへのリンクです
アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード