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2018年6月24日の太陽Hα&白色光画像

太陽の北半球に並んだ黒点は、今日はついに2カ所だけ(しかも1カ所は西のリムに沈む直前)見えていましたが、太陽活動は極小期に近いので、贅沢は言えません。いや、それどころか、西のリムに沈む直前の活動領域から、久々に、賑やかなものを見ました。ただ、残念なことにシーングが悪く、ぼけた画像しか撮れませんでした。

1.活動領域12713と12715付近のPSTによるクローズアップです。
  20180624-1  20180624-2
 どちらの画像もHα画像ですが、右の画像を見ると、西のリムに沈む直前の12713付近から、何やらサージらしきものが吹き上げているのが分かると思います。

2.活動領域12713付近の白色光によるクローズアップです。
  20180624-3
 この画像を見て分かるとおり、12713で見えていた黒点は、まだ見えていしたが、明日までには見えなくなると思います。

3.12715付近のHα及び白色光によるクローズアップです。
  20180624-4  20180624-5
 左のHα画像中の黄色の○の中のプラージュだけの領域には、もしかすると、今後発達して、黒点が出現するかも知れません。

4.活動領域12712だった場所のクローズアップ
  20180624-6
この領域は、東のリムから見えるようになるときに、黒点が一緒に出てくることを期待したのですが、結局、こんな姿で出て来ました。残念。

5.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20180624-7  20180624-8

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20180624-9  20180624-10



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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:22 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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