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2019年5月25日の太陽Hα画像と白色光画像

本日は、1週間前に西没した活動領域12741に変わるかも知れない活動領域候補が現れましたが、まだ、白色光で見ても超微小な数個の黒点とパワーの無さそうな小振りの白斑が見えるのみで、黒点は1個を除いて消えては現れてを繰り返しており、発達して活動領域番号がつくのかどうか分かりません。明日以降のお楽しみだと思います。

1.活動領域候補のPSTによるクローズアップと白色光画像
  東のリムに近いところに、Hα光fではプラージュのように見える領域、白色光で見ると、超微小黒点を伴った領域が見えています。
 下の画像は、左がHα画像、右が白色光画像です。
  20190525-2  20190525-3
 上の画像中の○印Aが次の活動領域候補のある場所です。○印Aの中には超微小な黒点があります。右の白色光画像中の線①で示したところに黒点が見えていると思います。SDOの画像を見る限り、この○印Aの中には2から4個か、それ以上の超微小黒点が出たり消えたりしていますが、その中でも線①で示した黒点は消えないで見え続けており、そのうち、しっかりした黒点に成長するのではないかと期待してしまいます。明日には、この領域に活動領域番号がつくのではないかと期待します。
 左のHα画像中の○印Bの中にもプラージュらしきものがありますが、こちらは、今のところ、発達するかどうか分かりません。

2.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20190525-4

【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20190525-5


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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 20:42 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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