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2019年10月5日の太陽Hα画像

消費税増税前夜、いろいろと拾いました。玄関先に落ちていたり、家の中に落ちていたり・・・・
天文系の拾いものはかなりの大物が多いのですが、例外的に小物に見える、脱PST宣言をするのにちょうど良いものも拾ってしまいました。(下の写真です。高そう・・・)そう言えば、こいつを動かすためのモバイルバッテリーも拾ったな・・・
  20191005-4  20151005-5
 本日は岡山で、こいつのファーストライトです。

1.DayStar Original Quark Prominence model+Sharp Star 60EDによるプロミネンスのクローズアップ
 私の場合、PL25mmを使うと太陽全景を見ることができます。本日出現していたプロミネンスも明るく見えました。
 撮影については、望遠鏡の焦点距離が、Quarkに内蔵されている.4.2倍のバローによって1386mmになるので、かなりの拡大率になります。ASI120MM-Sで撮影した画像が下の画像です。今後、焦点距離のもっと長い光学系も試すと思うのですが、どんな感じに写るか楽しみです。

  20191005-1  20191005-2

  私の拾ったQuarkはProminennce モデルですが、透過帯域の半値幅が少し広めなだけで、彩層面の撮影にも十分使えます。
ただ、無体策で撮影すると干渉縞が激しく発生しますので、カメラを少し傾ける必要があります。(干渉縞は、もちろん、プロミネンス撮影時にも発生します。)そのためのアダプターも拾ったのですが、うっかり、京都に忘れてきました。そのアダプター無しで撮影すると下の画像のよう干渉縞だらけの画像になってしまいます。(下の画像は活動領域12749付近です)

  20191005-3

私が使っているPSTでも干渉縞は激しく発生するので、対策としてカメラを傾けてました。ただし、PSTの場合には、余計なアダプターをカメラの前に挿入することはできませんので(合焦しなく(し辛く)なる)、アイピースプロジェクションアダプターの持っているアソビの範囲でカメラをできるだけ傾けて固定していました。

2.ASI120MMとWindows10のその後
 上にもちらっと書きましたが、一番軟弱な対策を導入しました。つまりカメラをASI120MM-S(I/FはUSB3です)に替えました。これで、問題は無くなりました。(確認済み)
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:53 |  太陽Hα画像 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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