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2019年12 月31日の太陽Hα画像

 2019年の最終日にどうにか撮影できましたが、今日は北風が強く時雨まで来て京都らしいと言えば京都らしいのですが、シーングは最悪で、まともな画像は全く撮れませんでした。今日みたいな日にもCORONADO PSTならそれなりに写る(はず)と言う感覚があるのですが、何が違うか決定的な理由は何か、はっきりしません。そんなわけで、PSTを現役に復帰させようかと思ってしまった2019年の最終日でした。
 今日も一通り撮影しましたが、シーングが悪すぎてまともな画像は全く撮れていません。そのなかからプロミネンスの画像2枚を掲載します。

1.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20191231-1

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20191231-2

西のリムに見えていたプロミネンスは、撮影時にはもう少し明るいかと思ったのですが、意外と暗くしか写りませんでした。

2.2020年の太陽
  今が太陽活動の極小期であるのは実感していると思うのですが、NOAA Space Weather Prediction Center の HP に
Cycle25の予報が "Solar Cycle 25 Forecast Update" として掲載されていました。(この文書は12月9日付けのものです。まだ、暫く掲載されていると思います。)
https://www.swpc.noaa.gov/ httpsからgov/までをマウス操作でコピーしてブラウザのアドレスバーにペーストして移動した先で表示されるページから探してください。
 タイトルがSolar Cycle25となっていますが、Cycle24(今の活動サイクル)とCycle25 の両方について今後の予報が示されています。
 その予報によると、今の活動サイクル(Cycle24 )と次の活動サイクル(Cycle25)の間の極小は2020年4月(+/-6ヶ月)に起こると予報されています。
その後Cycle25が始まりCycle25は2025年7月(+/-8ヶ月)に黒点数の平均値115(+/-10)でピークになると予報されています。Cycle25はCycle24と似たような活動になる予想だそうです。
 実際どうなるのか、今から楽しみにしておきましょう。

 本年のAstronomiaは、このあたりで終わりにしたいと思います。
 来年も、本年同様よろしくお願い申し上げます。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 20:42 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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