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2021年4月7日の太陽白色光画像とHα光画像

 7日は天気が良く、シーングも久しぶりに酷くなかった(3/5~4/5ぐらい)のですが、風が時折強く吹いていました。
 白色光で見た太陽は北東のリムから出て来た直後の活動的に見える領域に超微小な黒点が出ていましたが、上手く写りませんでした。北西のリム近くには西没直前の活動領域12813が見えていましたが、黒点は消えていました。Hαでは北東のリムに見栄えのするプロミネンスが見えていました。
 今回は白色光で撮影した画像と、Hαで撮影した画像の中から選んだ目立つものが写っている画像をアップロードしたいと思います。Hαで撮影した残りの画像は後日アップロードしたいと思います。

1.全球白色光画像
  20210407-1
 上の画像中の北東のリム付近の○の中には白斑が見えています。撮影時には南側(下側)の白斑の中に微小な黒点があったはずなのですが、何も写っていません。

2.白斑付近のクローズアップ
  20210407-2  20210407-3
 左の画像を見ると、白斑は南北2つのグループに分かれそうです。(SDOのHMI magnetogram画像でも分かります。)

3.北東のリム近くの白斑付近をHαで見ると・・・
  202104075
 この画像中に、微小黒点と思えるものが写っていました。下の画像中に、上の画像に写っていると思う微小黒点を矢印で指し示しました。
  20210407-4

4.プロミネンス
 北東のリムに見えていた見栄えのするプロミネンスです。
  20210407-6
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 06:29 |  太陽Hα光 and 白色光 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filters の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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