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2022年2月21 日の太陽白色光画像

 晴れないはずでしたが、風で雪が吹き付ける中、雲の切れ間が近付いて来ているように見えたので、手持ちのデジ一を持って、サッと撮影しました。風が強く、雲が飛んで行くような状態だったので、大したものは写らないと思っていたのですが、意外にも細かいモノが写ったと思っています。
 北東のリムを越えて、昨日から見えるようになった黒点は、昨日よりは大分見やすくなったと思います。この黒点の南東側のリムを越えて別の黒点が見えるようになりました。(下の全球画像中のnewで示した矢印の先)この黒点も、そこそこの大きさの黒点のように見えます。この黒点は昨日見え始めた黒点とペアになりそうに思えなくもありませんが、SDOのMagnetogramの画像を見ると、もしかして、2つの黒点は、別の群になるのかも知れません。その判定をするには、もう少し時間が経って、見やすくなるのを待つ必要がありそうです。

1.全球白色光画像
  20220221-1

2.黒点部分の拡大
  上の全球画像の黒点部分を150x150ピクセルで切り出して、300x300ピクセルに拡大した画像を下に掲載します。

 【12948付近】
  20220221-2
 この画像を、SDOのIntensitygramの撮影時刻の近い画像中の12948付近と比較すると、手持ちのデジ一にしては良く写っていると思います。

 【12953付近】
  20220221-3
 この画像には細かい黒点が何個か写っていると思うので、SDOのIntensitygramの画像と比較して黒点らしきものと思うものを矢印で示しました。撮影時に思いっきり気合いを入れたのが効いたのかどうか、手持ちのデジ一にしては細かい黒点が良く写っていると思います。

 【12954付近】
  20220221-4
 リムを越えて見え始めた黒点が分かりやすいと思います。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 18:20 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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