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2022年4月12日の太陽Hα画像 -Z103-

4月12日にZ103を通して撮影した太陽Hα画像です。撮影時刻が遅くなって太陽の高度が下がりすぎてシーングがかなり酷い状態でした。私の撮影場所では東向きは天候に関係になくシーングがいつも悪く(以前メインで使っていたPSTで見ても酷いシーングの時が良くあったのは、ご近所の屋根の上に朝から立ち上っている「かげろう」のせいか)、西向きは天候や太陽高度にあまり関係なくシーングが良い傾向(但し東向きに比べて)があるので、いつも太陽が西に廻る午後に撮影していますが、12日は、西に太陽が見えていても撮影時刻が遅くて高度が低すぎてシーングが激しく悪かったようです。

1.活動領域12982, 12985付近のクローズアップ
 2枚の画像のモザイク合成です。
  20220412-9

2.活動領域12987付近のクローズアップ
 3枚の画像のモザイク合成です。
  20220412-10

3.活動領域12988付近のクローズアップ
 4枚の画像のモザイク合成です。
  20220412-11
 矢印(2箇所)の先にあるプラージュ付近がさらに発達することを期待したいと思います。

4.南東のリム付近のクローズアップ
 3枚の画像のモザイク合成です。
  20220412-12
 この画像にも活動的な領域が数カ所写っていますが、それらは、今のところ発達していないようです。13日になって、南東のリムからは黒点を伴った領域が出て来ています。

5.プロミネンスのクローズアップ
 12日撮影時に目立っていたプロミネンスの画像です。
  20220412-14

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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 06:02 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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