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2015年4月11日の太陽Hα画像

4月11日は岡山で撮影しました。午後になってよく晴れたので1週間ぶりに撮影できましたが、次に撮影できるのがいつになるか・・・。(投稿は京都からです。)

1.活動領域12319、12320付近のPSTによるクローズアップです。
  20150412-1
 活動領域12320は画像中央付近の黒点やプラージュなどが集まっている付近です。12319は12320の西(右)でリムに掛かる寸前の位置にありますが、分かりにくい写り方をしています。
 12320の左(東)の写野の中央より少し下付近に写っているプラージュなどが集まって見える領域は、この画像撮影時には付番されていませんでしたが、この記事を書いている時点では活動領域12323として付番されています。

2.活動領域12318付近のクローズアップです。
  20150412-2
 画像の左(東)寄りに写っているプラージュのある付近が12318です。

3.次の活動領域になる領域
  20150412-3
 東のリムから出現した直後の活発な領域です。この画像を撮影した時点では付番されていませんでしたが、この記事を書いている時点では活動領域12321として付番されています。この画像をよく見ると、そこそこの黒点が少なくとも2つは見えています。海外のサイトで調べてみると、この画像撮影時にはリムの向こう側にあった黒点が見え始めており、全体としてはかなり大きな規模の活動領域のように見えます。すでにCクラスのフレアが複数回記録されています。今後が楽しみですが、天気がどうなることやら。
 もう一つ、12321の右(西)方向やや上(北)にある小規模なプラージュのある付近(12321とフィラメントの中間点付近)も活動領域12322として付番されていました。
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 11:20 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filters の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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