2022/08/26
8月10日に撮影した蛾 その2
8月10日に撮影したヤママユガについて、2つ前の記事の最後に「パッと見て右側はオスですが、左側にはメスの傾向が見えると思います。」と書きましたが、それは、全体を写した写真を見て、左右の触覚の見かけの違い、左右の前翅の見かけの大きさの違いが理由です。以下に、それを確かめてみました。
【ヤママユガの全体画像】

この画像を見ると、左右の触覚を比べて、右の触覚のふさふさ具合が左の触覚より、かなり、勝っているように見えます。さらに、左右の前翅を見ると、左側の前翅が右側の前翅より小さく見えます。
触覚の違いは見ての通りだと思います。そこで、左右の前翅の大きさについて、Photoshop CCを使って大きさを比べてみることにしました。
【左側前翅の切り出し】

【①右側前翅の切り出し】

【②左側前翅を左右反転し、CCW方向に18度回転、明るさ調整】

【①に②を重ねる】

意外にも、左右の前翅の大きさの違いはごく僅かでした。全体画像を見ると、左右の前翅の大きさがかなり違って見えるのですが、目の錯覚みたいです。
もし、左側の前翅が右側の前翅に比べてはっきり小さいと、左右の触覚の違いと合わせて、左側が♀、右側が♂の可能性が高くなると思うのですが、どうも、そうではなさそうです。
【ヤママユガの全体画像】

この画像を見ると、左右の触覚を比べて、右の触覚のふさふさ具合が左の触覚より、かなり、勝っているように見えます。さらに、左右の前翅を見ると、左側の前翅が右側の前翅より小さく見えます。
触覚の違いは見ての通りだと思います。そこで、左右の前翅の大きさについて、Photoshop CCを使って大きさを比べてみることにしました。
【左側前翅の切り出し】

【①右側前翅の切り出し】

【②左側前翅を左右反転し、CCW方向に18度回転、明るさ調整】

【①に②を重ねる】

意外にも、左右の前翅の大きさの違いはごく僅かでした。全体画像を見ると、左右の前翅の大きさがかなり違って見えるのですが、目の錯覚みたいです。
もし、左側の前翅が右側の前翅に比べてはっきり小さいと、左右の触覚の違いと合わせて、左側が♀、右側が♂の可能性が高くなると思うのですが、どうも、そうではなさそうです。
スポンサーサイト
テーマ:
博物学・自然・生き物 -
ジャンル:
学問・文化・芸術