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2023年1月1日の太陽白色光画像

あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。
1月1日は白色光とHα光の両方で太陽を撮影出来ましたが、冬らしく、シーングが非常に悪い日でした。先ず、白色光画像をアップロードします。
1日の白色光はASI178MM+SHARPSTAR60ED(国際光器)で撮影しました。全球画像はLV25mm、拡大画像はMeade SWA13.8mmを使ったアイピースプロジェクションで撮影した画像です。

1.全球白色光画像
  20230101-1
 新年になって、早速、南東のリムから、そこそこのサイズの新しい黒点が出て来ました。ギリギリ過ぎて全球画像では分かりにくいと思いますが、下の拡大画像では良く見えると思います。

2.黒点付近の拡大
 【13170, 13173, 13179付近】
  20230101-2

 【13180付近】
  20230101-3
 活動領域13180はその付近の全ての黒点を含むとされたり、北側(上側)の2個と下側の1個の黒点はそれぞれ別の活動的な領域に属するとされたり、ややこしいです。Magnetogramの画像を見ると、ますます分からなくなります。今はSDOのThe Sun Nowのページからアクセスできる画像が更新されていないのですが、他のページ(例えば https://gong2.nso.edu/products/tableView/table.php?configFile=configs/averageMagnetogram10min.cfg )で見ることの出来るマグネトグラムの画像や、http://jsoc.stanford.edu/data/hmi/images/latest/ で見ることの出来るSDOの画像(このページの画像は更新されています)などを見ているのですが、わけが分からんです。とくに前者のページのMagnetogramの画像を見ていると、2つの活動領域が至近距離で南北に並んで見えているのではないかと思います、後者のページのMagnetogramの画像を見ると、そうとは言えないのではないかと思ってしまいます。

【13177付近】
  20230101-5
 南東のリムに近いところに新たな黒点が見えています(画像中のnew1)。この黒点付近の活動領域は、撮影後に13181と付番されました。

【13172付近】
  20230101-4
 白斑だけが見えています。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 18:00 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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