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2023年1月7日の太陽白色光画像

 1月7日の太陽白色光画像です。P950 f=2000mmの手持ちで撮影しました。
 7日は晴れないはずでしたが、午前10時台に薄日がさしていたのに気付いて太陽の方向の空を見ると、真っ白でした。その状態が暫く変わらなかったのと、午後までには雨が降り出しそうだったので撮影しました。ただ、最近は露出時間が1/1250~1/1600secで適正(ISO=100)になっていたのに対して、7日に撮影した白色光画像は1/320~1/400secの露出時間が適正でした。下の画像の露出時間は1/320secです。太陽を白色光で撮影した時の露出時間の考え方は色々とあると思いますが、私の場合、P950 f=2000mmの手持ちで撮影する時には、若干、アンダー気味に見えるような露出時間を適正とすることが多い(細かい黒点を見つけやすい)です。実際はデジタルで撮影していますので撮影枚数を気にする必要は無く、露出時間を広範囲に変えて、各露出時間で8+αショット撮影した画像から良いと思う画像(細かい黒点が良く写っていると思う画像)を探しています。ASI178MM+SHARPSTAR60EDで撮影する時には、動画を撮影して、その動画をスタックするので、別の考え方で露出を決めています。SHARPSTAR60EDの場合の露出時間は飽和が見え始めるギリギリの露出時間ーαsec(撮影時の空の状態で決まるので、毎回同じではない)と、その露出時間より10%前後短い露出時間の2つの露出時間で撮影して、スタックした結果から良い方を選んでいますが、それは、「今はそうしている」程度の意味で、今後、何か理由があるときには変わる可能性が大いにあります。

1.全球白色光画像
  20230107-1
 南半球の黒点群がうまいこと並んでいて、見事です。また、13180付近の黒点の右方向(西方向)のリムに近いところに小さい▽(小▽)のように見えている小規模な白斑の下の先端付近に微小黒点があります。この画像を拡大すると何とか見えています。

 
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 07:26 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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