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2023年1月19日の太陽白色光画像

 19日にP950 f=2000mmの手持ちで撮影した太陽白色光画像です。
 P950のファインダーを通して太陽を見ると、ファインダーの調整が出来ていて、かつ、カメラのピントが合っているときにはキリッとした太陽像が見える(細かい黒点まではっきりと見えるが、P950のファインダーは電子ビューファインダーなので、光学ファンダーとは少し雰囲気が異なると思う)のですが、19日の撮影中にP950のファインダーを通して見た太陽は、全体にボケボケの状態でした。ずっと見ていても、いつものようにキリッと見える気配は全くないので、何かの拍子に視度調節ダイヤルを動かしてしまったかと思い、ファインダーの横の視度調節ダイヤルを再調整してみました。しかし、ピントの山がつかみにくいような、ベストの位置がはっきりしないような状態で、どうもシーングが悪すぎる状態が続いていて太陽面(と黒点)がキリッと見えなかったようです。シーングが悪いときでも、暫く見ていると、シーングの良くなるとき(キリッと見える時)があるものですが、19日はそのような時はなく、結局、キリットした太陽を見ないまま撮影しました。撮影結果も、思った(微小な)黒点が写らず、すっきりしないままです。シーングが悪いときには撮影した太陽のリムが波打っているように写ることが多いのですが、19日に撮影した太陽のリムは、それほど波打っているようには写っておらず、???です。とりあえずは、「こんな日もあるさ」で何も考えないことにしました。

1.全球白色光画像
  20230119-6
 北東のリムに近いところ(上の画像中の13196の左上)にnew1, new2で示した付近に微小黒点が集まった黒点群が有ります。其れ以外に、13196の東(左)方向のリムから出て来たばかりの小黒点があるのですが、写っていません。(この黒点が写らなかったのは、「リムに近すぎ」と「悪シーング」が重なったからだと思います。明日以降には良く見えるようになることを期待しています。大雑把な場所は東のリムに近いN+20±5付近です。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 20:55 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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