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2015年6月20日の太陽Hα画像

20日、21日と、久々に撮影できました。ただ、雲が多く、連続して撮影するのが難しい状況でした。
今回は20日に撮影した画像を掲載します。21日分は後日掲載します。

1.活動領域12371付近のPSTによるクローズアップです。
  20150621-1
 非常に活発で、20日(UT)にはM1クラスのフレアを含んで3回フレアが記録されています。上の画像はM1クラスのフレアのピークから45分後の画像で、このタイミングでもC3クラスのX線フラックスが出ています。1日前の19日(UT)にはこの活動領域で8回もCクラス(最大はC8.1)のフレアが記録されていました。この活動領域では、今後もMクラス以上の強いフレアを期待できそうです。なお、この画像に写っている黒点は肉眼で見えるかも知れませんが、未確認です。

2.活動領域12367付近のクローズアップです。
  20150621-2
  12371ほどではありませんが、この領域もフレアを発生させています。20日はC1.2のフレアが1回記録されていました。

3.活動領域12369、12370付近のクローズアップです。
  20150621-3

4.西のリムに沿ったモザイク合成画像
  20150621-4
 プロミネンスもよく写りました。この画像は上から下に向かって順に撮影した3枚の画像を合成しています。しかし、本当は、もう一枚さらに下を撮影したかったのですが、雲に襲われてしまって、これ以上撮影できませんでした。その撮影できなかった部分に、薄いが大きなプロミネンスがあったのですが・・・
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:55 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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