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2015年8月9日の太陽Hα画像

岡山での撮影です。

1.活動領域12396付近のPSTによるクローズアップです。
  20150809-1
 大きく発達した活動領域は久しぶりです。昨日(8日)はCクラスのフレアを多数発生させていました。
 下の画像は昨日(8月8日)撮影した画像です。上の画像と比較してみてください。
  20150809-2

2.活動領域12393(リムに近い微小黒点がかろうじて写っている付近)、12394(黒点のある付近)付近のクローズアップです。
  20150809-3

3.活動領域12395(画像の中央付近)付近のクローズアップです。
  20150809-4
 昨日は微小ながら黒点が1個はっきりと分かったのですが、本日は、黒点の存在がほとんど分からなくなりました。

4.活動領域12398付近のクローズアップです。
  20150809-5

5.北西のリムの現れた巨大なプロミネンス
  20150809-6
 薄い部分は、本日の透明度ではPSTで撮影できる限界に近いものです。もう少し写ってほしいですね。
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 20:47 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

今晩は~(^_^)
いつもながらすごいと感心しながら拝見しています。
今朝は何といってもこの1時方向の大アーチでしたね。今朝は透明度が悪かったので心配しましたが、口径のお蔭でしっかり写っていました。ありがたいことだと感謝して使わせていただいています。
by かひちやう 2015/08/09 21:37  URL [ 編集 ]

Re: No title

こんにちは
PSTは泣いても笑っても口径40mmしかありませんので、光量不足は画像の調整方法で工夫するしかありません。
私の場合、いつも彩層面に露出時間を合わせて撮影しているので、その意味でもプロミネンスと彩層面の光量差はどうにもなりません。かつては、bit幅を広げて12bitで撮影しようとトライしたこともありましたが、現在は8bitに落ち着いています。(スタック後は16bitで扱っています)
今日(10日)は、彩層面が部分的に白飛びする程度まで1フレームあたりの露出時間を長くしてプロミネンスを撮影してみました。
結果は後ほどblogに掲載します。
露出時間を長くする以外にも、ガンマの設定を上げるなどの方法もありますが、ガンマの設定を上げて撮影した画像で薄いものを出そうとすると縦縞が出てしまってどうにもならないので、私はガンマは極端な強調をしても縞模様が出ない値で固定しています。(プロミネンスを狙って撮影するときに限り、構図を決める間だけガンマを最大値にしています。)


> 今晩は~(^_^)
> いつもながらすごいと感心しながら拝見しています。
> 今朝は何といってもこの1時方向の大アーチでしたね。今朝は透明度が悪かったので心配しましたが、口径のお蔭でしっかり写っていました。ありがたいことだと感謝して使わせていただいています。
by akita 2015/08/10 17:53  URL [ 編集 ]
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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