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2015年10月13日の太陽Hα画像

出勤前に撮影しました。
東のリムのプロミネンスは健在でした。

1.活動領域12430、12432、12431付近のPSTによるクローズアップです。
  20151013-1

2.活動領域12429付近のクローズアップです。
  20151013-2

3.活動領域12433付近のクローズアップです。
  20151013-3

4.東のリムのプロミネンス
  20151013-4
 プロミネンスの中にサージプロミネンスが見えています。(細く短くはっきりしたもの3本) 明日以降、ここから活動領域(候補)が現れるのではないかと期待してしまいます。
 現在、プロミネンスの撮影条件と処理方法を模索中です。この画像のプロミネンスは今までで一番良い画像になったのではないかと思いますが、彩層面がつぶれているのでだめですね。やはり、両方同時に自然に繋がっているような感じで見えるようにしたいですね。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:57 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

おはようございます~(^_^)
今朝も快晴です。出勤前の撮影ご苦労様です。m(_ _)m
プロミネンスと彩層面の両立は難しいですね。わたひは静止画スタックの時はそれぞれ別の処理をして合成していましたが、動画スタックになってからはトーンカーブに頼っています。入力10%あたりの出力を上げてやっとプロミネンスが現れるというギリギリの危ない橋を渡っています。
昨日は雲に邪魔をされて撮り直しに次ぐ撮り直しをしましたが、とうとうモザイク合成はできませんでした。今朝はダークフィラメントになってしまっていますが、10時方向がちと賑やかになってきました。この快晴があと3時間続いてくれれば良いのですが…
by かひちやう 2015/10/14 06:25  URL [ 編集 ]

Re: No title

こんばんは~

今朝も出勤前に撮影しましたが、まだblogに掲載できるところまで仕上がっていません。今夜中にできるかどうか・・・
ところで、Hα望遠鏡を通して肉眼で見る限り、目が慣れると彩層面もプロミネンスも同時にそれなりに見えます。これは目の特性の賜物で、側抑制が場所により上手く働いた結果としてそう見えている訳で、要するに網膜上の光の強さに応じてネガティブフィードバックが掛かり、その結果、場所によってダイナミックに感度が変化していると理解すれば分かり易いと思います。これを、側抑制が効かず、しかも、ダイナミックレンジが比べものにならないぐらい狭い撮像素子で撮った画像から似たような見かけになるように仕上げようとしているところに無理があるのは分かっているのですが、工夫の仕方によっては結果を近づけることができると考えています。
私は、基本的に1枚の画像でトーンカーブを触るときも、ポジの時は右上がりを原則としています。もちろんリニアに右上がりにしているのではありませんが、N字カーブは使いません。具体的にどのようにするかは元画像次第です。元画像次第なところに工夫の余地があります。それで撮影条件にこだわっています。
以前山天の例会の時に言ったことがあると思いますが、カメラで撮影時に強調する設定をするのは厳禁です。これは、COOLPIX990で撮影条件を探しているときに気づきました。しかし、もう少しプロミネンスをポジ画像で見えるようにしたくて撮影条件を見直していると、その原則を破る必要があるケースもあるかも知れないと思うようになりました。

例のダークフィラメントの付近に出て来た活動領域12434は、リムの向こうにさらに何か隠れていそうですね。今朝は、黒点が地球から見えるようになっていましたが、さらにリムかリムの向こうからかは分かりませんが、サージが立ち上っていました。同じ活動領域の一部なのか、別の活動的な領域がすぐ後に続いて出てくるのかは分かりませんが、明日以降、楽しみですね。
by akita 2015/10/14 23:33  URL [ 編集 ]
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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