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2015年12月20日の太陽Hα画像

今日は夕方近くまで良く晴れていました。高気圧の位置からシーングが良いことを期待していたのですが、実際には、良いシーングのある時間帯は非常に短かったです。

1.活動領域12469、12470付近のPSTによるクローズアップです。
  20151220-1
 今の太陽面を白色光で見ると、12470の大きな黒点が目立つばかりです。PSTのような半値幅の広いHα望遠鏡で見ても、この黒点は非常に目立ちます。12469には微小黒点が1個あるのですが、どれだか分かりますか?

2.活動領域12468、12471付近のクローズアップです。
  20151220-2
 12468には、微小黒点が1個、かろうじて見えています。

3.南西のリムに出ていたプロミネンス
  20151220-3  20151220-4

4.東のリムに出ていたプロミネンス
  20151220-5  20151220-6


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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:53 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

今晩は~(^_^)
久しぶりによく晴れました。しばらくLUNTの出番がなかったのですが、いつの間にどう狂ったのか、彩層面がのっぺらぼう… いつも通りシーイングの悪さだと思ってたのですが、エアチューニングを調整するといつもの顔に戻りました。眼視ではよくわからないので、PC画面で調整するほうがやりやすいと気づきました。
白色光のほうはシンチレーションめらめら…かなりボケた画像になってしまいました。
12469の微小黒点はどれだかよくわかりません。右上かなり隅っこにある点でしょうか?
by かひちやう 2015/12/20 22:15  URL [ 編集 ]

Re: No title

こんばんは~
今日は、本当に良い天気でしたね。
12469の黒点は、右上のひょろっとしたフィラメントの右下端のすぐ下の小さな点です。その点からごく短く薄いフィラメント状のものが伸びているところです。本当は、デカい黒点に近い、少し濃く短いフィラメントの右上の端あたりにも別の超微小黒点があるはずなのですが、これはよく分かりません。
LUNTはエアが抜けたのでしょうか?圧力計が付いていないので、状態を維持するのは大変でしょうね。エアギャップタイプのエタロンでは、圧力がモニターできないと状態を維持するのはかなり難しいです。LUNTで圧力が読めるのは一番デカい口径のものだけですが、あれは高価すぎ、デカすぎ、かつ重すぎ(30kg!!)ですね。実は、今年の9月の終わり頃にジズコさんに行った時に、あの口径230mmが着荷したばかり(?)で開封されていないのを見てしまいました。
しかし、あきらめる事なかれ。USでは圧力コントローラを別売りしています。圧力調整ノブに変換アダプターをつけて接続するみたいで、エアチューニング機構を持っているLUNTには、どのモデルでも接続できるみたいなことがLUNTのホームページに書いてありますよ。エアポンプの故障率が気になるところではありますが・・・ ああ、人柱が見えるような気がする・・・(^^;;;;;
by akita 2015/12/20 23:16  URL [ 編集 ]
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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