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2016年3月26日の太陽Hα画像

今日の天気は良かったものの、シーングは良くなく、揺らぎが落ち着くのを待って撮影しました。
東西のリムに近いところに黒点のある活動領域が1カ所ずつ、プロミネンスは大したものなしで、寂しい太陽です。

1.活動領域12524付近のPSTによるクローズアップです。
  20160326-1
 12524は、元々双極性の黒点群を伴っていましたが、東に見えていた黒点は、ほぼ消えてしまいました。

2.活動領域12526付近のクローズアップです。
  20160326-2
 画像の右下に写っているダークフィラメントは、そこそこ長いものです。そのダークフィラメントの全景を撮影したのが下の画像です。

  20160326-3

3.プロミネンスのクローズアップ
 今日は目立つプロミネンスは皆無でした。こんな時でも、淡いものを探すと見つかるものです。
 下の画像は、東のリムに出ていた(浮いていた)小さく淡いプロミネンスです。
  20160326-4

 25日にはこの位置に少し大きめの淡い塊が浮いていました。
 撮影機材を撤収する直前に、この位置をもう一度見てみると、雰囲気が変わっているのに気付きました。・・・と言うことで、撤収前に同じ位置を撮影したのが下の画像です。
  20160326-5

 左側の画像はシーングが悪くて激しくぼけていますが、なにやら出て来たのが分かります。右の画像は、左の画像の8分後に撮影したものです。短時間のうちに大きく変化していますね。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:51 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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