2011/01/04
2011年1月1日の太陽
2011年元旦の太陽は元気いっぱいでした。
今回は最初の画像掲載ですので、画像の意図するところを簡単に説明します。
(1)全体像1
カラーで撮影したプロミネンスと彩層面の画像です。1枚のオリジナルから仕上げています。この画像で全てを見えるようにしたいのですが、やはり、「無理」というのが昨年得た結論です。
とは言え、全体をざっと見渡すことはできますので、できるだけ毎回掲載したいと思います。

(2)全体像2
この画像はプロミネンスを見やすく仕上げたカラー画像です。彩層面は全体像1とほぼ同じに仕上げています(厳密には微妙に異なる・・・どうにもならんです)が、相対的に見てプロミネンスが分かり易いと思います。
元画像上で全てのプロミネンスの明るさのばらつきが極端に大きくなく、かつ、明るいプロミネンスの明るさが彩層面の暗い部分と同じか若干暗く写っているときに有効な処理方法です。同時に写っているプロミネンスに暗いものが含まれているときには処理が難しく、結果として見にくくなってしまいます。従って、この画像は、良い画像が得られたときのみ掲載します。元旦の太陽の元画像は、たまたま、この処理に適した条件を満たしていました。

(3)皆既日食風プロミネンス画像
彩層面を隠してプロミネンスだけを見えるようにした画像です。初めてこの処理を思いついたのは、シーングが悪くて彩層面がボケボケにしか写っていない元画像を見ていたときでした。ボケボケの彩層面を隠してプロミネンスだけにしてしまうと見やすくなるのではないか(ボケボケの部分が目に入らなくなって)と考えて作って見ました。意外にも思惑通りの結果で、自分としては気に入っている処理方法です。
この画像はカラー、モノクロの別なく作ることができますが、モノクロ画像をカラー化したものを掲載することが多いと思います。下の画像もモノクロ画像をカラー化したものです。今後、シーングが悪くて彩層面がボケボケにしか写らなかったときと気が向いたときに掲載しようと思います。

(4)シルエット風全体像
元々は彩層面がボケボケにしか写らなかったときに試した別の方法です。彩層面を真っ黒にして、プロミネンスを含む彩層面の外側全体をネガに仕上げています。シャープな元画像に対してこの処理を行うと、プロミネンスが非常に分かり易くなることが分かり、それ以後、上述の全体像1と共に必ず作っている画像です。モノクロの元画像に対してこの処理を行うと淡いプロミネンスが浮き出てきます。淡いプロミネンスに対しては非常に有効な処理方法であると同時に、プロミネンスのディテールを見たいときにも有効です。少なくともポジで通常の仕上げをしたものよりは細かな部分が見やすいと思います。カラー画像に対しても同じ処理をすることはできますが、プロミネンスが淡いときには、残念ながら、逆効果です。
この処理をした画像は、今後、できるだけ毎回掲載するつもりです。

(5)彩層面画像
撮影条件を彩層面に合わせて撮影した画像です。元画像はモノクロで、最後の仕上げでカラー化したものです。全体像1や全体像2でも彩層面の様子はそこそこ分かりますが、撮影条件はプロミネンスに合わせて設定してあるため最適ではありません。下の画像の方がずっと分かり易いと思います。
この画像も、できるだけ毎回掲載しようと思います。

今回は最初の画像掲載ですので、画像の意図するところを簡単に説明します。
(1)全体像1
カラーで撮影したプロミネンスと彩層面の画像です。1枚のオリジナルから仕上げています。この画像で全てを見えるようにしたいのですが、やはり、「無理」というのが昨年得た結論です。
とは言え、全体をざっと見渡すことはできますので、できるだけ毎回掲載したいと思います。

(2)全体像2
この画像はプロミネンスを見やすく仕上げたカラー画像です。彩層面は全体像1とほぼ同じに仕上げています(厳密には微妙に異なる・・・どうにもならんです)が、相対的に見てプロミネンスが分かり易いと思います。
元画像上で全てのプロミネンスの明るさのばらつきが極端に大きくなく、かつ、明るいプロミネンスの明るさが彩層面の暗い部分と同じか若干暗く写っているときに有効な処理方法です。同時に写っているプロミネンスに暗いものが含まれているときには処理が難しく、結果として見にくくなってしまいます。従って、この画像は、良い画像が得られたときのみ掲載します。元旦の太陽の元画像は、たまたま、この処理に適した条件を満たしていました。

(3)皆既日食風プロミネンス画像
彩層面を隠してプロミネンスだけを見えるようにした画像です。初めてこの処理を思いついたのは、シーングが悪くて彩層面がボケボケにしか写っていない元画像を見ていたときでした。ボケボケの彩層面を隠してプロミネンスだけにしてしまうと見やすくなるのではないか(ボケボケの部分が目に入らなくなって)と考えて作って見ました。意外にも思惑通りの結果で、自分としては気に入っている処理方法です。
この画像はカラー、モノクロの別なく作ることができますが、モノクロ画像をカラー化したものを掲載することが多いと思います。下の画像もモノクロ画像をカラー化したものです。今後、シーングが悪くて彩層面がボケボケにしか写らなかったときと気が向いたときに掲載しようと思います。

(4)シルエット風全体像
元々は彩層面がボケボケにしか写らなかったときに試した別の方法です。彩層面を真っ黒にして、プロミネンスを含む彩層面の外側全体をネガに仕上げています。シャープな元画像に対してこの処理を行うと、プロミネンスが非常に分かり易くなることが分かり、それ以後、上述の全体像1と共に必ず作っている画像です。モノクロの元画像に対してこの処理を行うと淡いプロミネンスが浮き出てきます。淡いプロミネンスに対しては非常に有効な処理方法であると同時に、プロミネンスのディテールを見たいときにも有効です。少なくともポジで通常の仕上げをしたものよりは細かな部分が見やすいと思います。カラー画像に対しても同じ処理をすることはできますが、プロミネンスが淡いときには、残念ながら、逆効果です。
この処理をした画像は、今後、できるだけ毎回掲載するつもりです。

(5)彩層面画像
撮影条件を彩層面に合わせて撮影した画像です。元画像はモノクロで、最後の仕上げでカラー化したものです。全体像1や全体像2でも彩層面の様子はそこそこ分かりますが、撮影条件はプロミネンスに合わせて設定してあるため最適ではありません。下の画像の方がずっと分かり易いと思います。
この画像も、できるだけ毎回掲載しようと思います。

あけまして
Hα太陽画像はあちこちでアップされてますが、こんな色々なタイプの画像は見かけません。楽しみに訪問します。
あ、わたひはしばらく朝から仕事のため来週から本格稼働します。
Re: あけまして
見に来ていただき、ありがとうございます。
昨年いろいろと試した結果として残った処理方法で処理した画像を掲載しました。
実際には各処理方法とも原画と仕上げがカラーのものとモノクロのものを作っています。
どの処理をメインにするか決められないまま、見切り発車しました。
どれも一長一短ですが、PSTで撮影したプロミネンスではずれが少ないのは、モノクロの原画をモノクロで仕上げたシルエット風全体像のような気がしています。
連休中に1月2日と4日に撮影した画像もアップしますので、また見に来てください。
Re:Re: あけまして
また、ちょくちょく出没しますのでよろしく~ (^_^)v