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2016年9月2日の太陽Hα画像

月曜日から木曜日まで出張してました。その間、GONGとSDOで観望してましたが、金曜日は、久しぶりに出勤前にPSTで撮影出来ました。

1.活動領域12581付近のPSTによるクローズアップです。
  20160902-1

2.活動領域12580付近のクローズアップです。
  20160902-2

3.活動領域12586付近のクローズアップです。
  20160902-3

4.活動領域12584、12585付近のクローズアップです。
  20160902-4
 12585は久々に現れた大きな活動領域です。今後、フレアが期待できそうです。
 この画像で黄色の破線の○印の中には小さな黒点がありますが、Magnetogramを見ると、その小さな黒点がある付近は12585とは別の活動領域のように見えます。

5.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20160902-5

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20160902-6
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 00:33 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

おはようございます~。(^_^)
お仕事ご苦労様です。m(_ _)m
東の淡いほうのプロミネンス、良く写りましたね。(^^)v
わたひはこの明るいほうのプロミネンスでも、N型トーンカーブでやっと姿を現します。最近露光時間が300μs/fr(以前は400~420)と短いので余計にそうなるのですが… それでも彩層面が露出オーバー気味です。プロミネンスと彩層面という明るさの異なる対象を両立させるのはなかなか難しいものがあります。
by かひちやう 2016/09/03 06:47  URL [ 編集 ]

Re: No title

こんばんは~
私の場合は8msecで撮影していました。ずいぶん長いです。私のCORONADO PSTはかなり年季が入ってきていて、透過率が購入直後の状態からだいぶ落ちているのは事実です。対物レンズは、使用年数を考えると非常にきれいな状態を保っているんですけどね。
私は、露光時間やその他の設定項目を合わせる時にはキャプチャソフトでヒストグラムをリアルタイム表示させ、ヒストグラムの85~90%に全てが収まるようにして撮影していますが、プロミネンスを狙うときには、意図的に露光時間を延ばしたり、ガンマを大きめに設定したりすることもあります。どのような設定で撮影すると、どんな画像が得られるか、テスト撮影を繰り返して得た結果を元に設定を決めています。テスト撮影した動画は、合計で3TBほど溜まっています。透明度や撮影対象など日々条件が違うので、ひたすらテスト撮影を繰り返して、安定な結果が残せる設定方法を探っていました。
それ以外に、撮影してスタックした後でPhotoshopで読み込むときに、カラー設定でグレーのDot Gainを小さな数字にすることも効果的ですが、この場合、彩層面はメチャメチャ明るくなってしまいますので、彩層面とプロミネンスを同時に表現したいときにはレタッチで大幅な調整が必要になります。昨年は、この方法で読み込んで仕上げた東西リムのモザイク合成画像(ポジとネガもどき)を掲載していました。かなり淡いプロミネンスまで見えていたと思います。
by akita 2016/09/04 01:08  URL [ 編集 ]
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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