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2017年3月20日の太陽Hα画像

土曜、日曜と岡山にいました。撮影道具を一式持って行ったのですが、撮影出来る時間帯の空の状態が酷く、撮影出来ませんでした。結局、京都に戻ってからようやく撮影出来ました。
太陽面は無黒点状態が続いています。14日以上無黒点状態です。SDOのMagnetogramを見ても、このあたりに黒点が現れそうだと思える場所が見当たりません。
今日の太陽は、小振りなプロミネンスが東のリム、西のリム共にそこそこの数見えていたのが救いです。
明日あたりに活動領域12640のあった付近が戻ってくるはずですが、GONGを見えていると、その12640が見え始めるはずのあたりにサージプロミネンスのように思えるプロミネンスが見えています。・・・と言うことは、この付近から、明日以降何か出てくるかも知れませんね。メッチャ期待してしまいます。

1.ダークフィラメントのPSTによるクローズアップです。
  20170320-1  20170320-2

  20170320-3
  
2.活動領域12638が回帰してきたはずの領域のクローズアップ
  20170320-4
 画像中の黄色の○の中付近は、活動領域12638のあった付近が回帰してきたはずの領域と思います。それらしき雰囲気は残っていますが、このまま消えていくのでしょうね。

3.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20170320-5  20170320-6

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20170320-7  20170320-8

  20170320-9

 真西あたりに見えていたプロミネンスは、画像を撮影した12時間後でも同じようにしっかりと見えているようです。(GONGで確認)



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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 22:45 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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