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2017年11月16日の太陽Hα画像とNik HDR Efex Pro 2 のテスト-2

出勤前に撮影しました。

1.活動領域12687付近のPSTによるクローズアップです。
  20171116-1
 期待通りの活動領域が出て来ました。

2.Nik HDR Efex Pro 2 のテスト
 上の画像の元画像を、彩層面とプロミネンス共に見えるように調整してみました。
 左の画像は、Nik HDR Efex Pro 2によるもので、今回は設定をかなり触ってみました。
 右の画像は、Photoshop CCのトーンカーブの調整のみで作ったものです。ただし、所謂Nカーブを適用したものではありません。
  20171116-2  20171116-3
 Nカーブを適用せず、通常のトーンカーブの調整のみで彩層面とプロミネンスを同時に見えるようにする場合、かなりコツがいります。それに加えて、元画像によっては、思ったほど上手くいかない場合もあります。また、私の調整方法で避けられないものとして、リムに近い彩層面のコントラストが落ちてしまいます。
 どの方法が良いと思うかは、調整する人の感覚によって異なると思います。

3.プロミネンスのクローズアップ
 今回のプロミネンス画像は、全ていつもの方法で仕上げました。Nik HDR Efex Pro 2 は使っていません。
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20171116-4  20171116-5

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20171116-6  20171116-7


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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:49 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

こんにちは~(^_^)
Nik HDR Efex Pro 2、太陽Hαに関しては、
やはり手間がかかる今までのやり方で行きたいと思います。
リムのあたりが平面的になってしまうのがどうも違和感がぬぐい取れません。
日食画像に関しては、楽々でコロナの流線が出て満足しています。
「かひちやうの部屋」にある画像も今日入れ替えました。
by かひちやう 2017/11/17 14:31  URL [ 編集 ]

Re: No title

こんばんは~
Nik HDR Efex Pro2 で奥行き感を出来るだけ残して仕上げた例を、今朝(17日朝)撮影した画像で作りました。Defaultではなく、様子を見ながら各設定を調整すると、違和感が少ない画を作ることが出来ます。例として17日のHα画像の記事中に貼っておきますので、見てください。
日食の写真見ました。なかなかのコロナ画像ですね。
私は、もう少し、Nik HDR Efex Pro2を使ってみようと思います。実は、いままでに、月面写真でも設定を調整すると、明るいとこと暗いところの境界付近で良い結果が得られそうな感触を得ています。ただし、画像がノイジーになるので、Nik・・・で調整後にはノイズリダクションをかける必要があります。

> こんにちは~(^_^)
> Nik HDR Efex Pro 2、太陽Hαに関しては、
> やはり手間がかかる今までのやり方で行きたいと思います。
> リムのあたりが平面的になってしまうのがどうも違和感がぬぐい取れません。
> 日食画像に関しては、楽々でコロナの流線が出て満足しています。
> 「かひちやうの部屋」にある画像も今日入れ替えました。
by akita 2017/11/17 23:49  URL [ 編集 ]
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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