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2017年11月17日の太陽Hα画像とNik HDR Efex Pro 2 のテスト-3

うっかり下書き保存して公開したつもりになっていました。下の記事は昨夜書いたものに若干追記したものです。

出勤前に撮影しました。

1.活動領域12687付近のPSTによるクローズアップです。
  20171117-1  20171117-2
 左画像はいつもの処理方法、右の画像はNik HDR Efex Pro2を通して仕上げたものです。Nik・・・を通した右の画像は、各設定を細かく調整して、出来るだけリムに向かって奥行き感が残るようにしたものです。
 12687の黒点は細かく分裂したようにも見えますが、SDO HMI Intensitygramを見ると、実際はブリッジが出ていて、見かけ上多数に分離して見えているのではないかと思います。

2.新しい活動領域(12688と付番されました)
  20171117-3
 撮影中に、小さいが明るいプラージュのある領域が出現しているのに気付いて撮影しておきました。(画像の中央)後で調べてみると、小規模な双極性の黒点群が見えているのが分かりました。感じとして、もう暫くは状態を維持しそうなので、明日には活動領域番号が付番されるのではないかと思います。(12688と付番されました)

3.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20171117-4  20171117-5

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20171117-6  20171117-7
 南西のリムに見えていたプロミネンス(右の画像)はあまり明るくありませんが、結構大きなものでした。そのプロミネンス画像をNik HDR Efex Pro2で処理すると下のような画像が出来ました。今後、チャンスがあれば、もっと薄いプロミネンスで試して見ようと思います。
  20171117-8
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 10:56 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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