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カラー化してみました -その2-

11月13日の続きです。
太陽のHαモノクロ画像をカラー化する方法は、トーンカーブをRGBそれぞれで調整するか、カラーバランスを調整するかのどちらかで行っている方が多いと思います。ここではトーンカーブの調整でカラー化した画像と、トーンカーブを示したいと思います。
Hα画像の元画像は11月13日に掲載したものと同じです。
左から順に、若干オレンジがかった赤(前に掲載したのと同じ画像)、少し黄色がかった赤、オレンジ、黄色(のつもり)に調整した画像を示します。各画像の中には、その画像の色を確定させたときのトーンカーブの曲線を重ねて表示しています。各画像をクリックして拡大表示して比べてみてください。

20141211-1 20141211-2 20141211-3 20141211-4

見やすいのはどれか、人により意見が分かれそうですが、カラー化する目的を何に置くかによって異なった答えになりそうですね。左から2番目の画像は赤が強すぎて、多の画像に比べてリムに近い彩層面の構造が分かりにくくなっています。この画像も赤を少し押さえて黄色側にってやれば、かなり見やすくなるはずです。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:59 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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