2019/09/15
2019年9月14 日の太陽Hα画像、ASI120MMとWindows10の問題-その後
太陽面に活動領域は全く現れなくなっており、薄ーいプロミネンスが少し見えているだけです。
又、ASIカメラのWindows向けのデバイスドライバの新しいバージョンがダウンロード可能になっており、早速ダウンロードしてインストールしましたが、結果は・・・。
1.プロミネンスのPSTによるクローズアップ
【東のリムに見えていたプロミネンス】

本日は北西のリム、南西のロムにもプロミネンスが見えていましたが、PSTにとって薄すぎるか小さすぎたため撮影はしていません。
2.ASI120MMとWindows10の問題-その後
新しいデバイスドライバVer3.0.0.6がダウンロード可能になっていましたので、早速ダウンロードしてインストールして動作を見てみましたが、何も変わっていませんでした。
どのような接続で動作不良が起こっているか、改めてまとめてみると下記のようになります。
Windows10機でASI120MM(or MC)などのZWO製のUSB2.0をI/Fに持ったカメラを使おうとしても、上手く動作しない。(USB3.0 (USB3.1 Gen1)はUSB2.0 の上位互換であるはずなので、USB2.0のカメラを接続するとUSB2.0のふりをして動作するはず。実際、Windows7で動作しているPCではそうなっている)
日本国内外で発信されているネット上の情報を見る限り、USB3.0にUSB2.0のASIカメラを接続しても動作しないことがあることが盛んに言われているようですが、私の場合は、接続するPC側のI/FがUSB2.0でも動作しません。また、AMDのプロセッサーで動作させているときに発生する動作不良対策としてカメラ側のFirmwareのアップデートを行うツールがダウンロード可能になっていますが(AMD・・・の説明が1週間前にあったはずの場所に、改めて、確認に行くと無くなっている。何で???・・・
私が、実験的にQHYのQHY5LII(I/FはUSB2.0)をWindows10で動作している同じPCのUSB3.0(USB3.1Gen1),USB2.0のI/Fに接続しても、期待通り正常に動作する。さらに、同じPCのUSBのUSB3.1Gen2に接続してもQHYのカメラは動作するがASIカメラは動作しない。このことから、ZWOが提供しているASIカメラ用(USB2.0で接続するカメラ用)のデバイスドライバにはバグがあると考えるのが普通。
私の場合、動作しないとはどのような状態であるかというと、まず、デバイスマネージャでデバイスのプロパティを見ても「このデバイスは正常に動作しています」と常に表示される。しかし、にもかかわらず、SharpCapでフレームレート(ウインドウの左下のあたりに常に表示されている)が異常に低い数値(たとえば0.3とか0.0など)で表示され、モニタしている映像が更新されないし、録画も出来ない。このときカメラを使用するソフトによっては、カメラの接続が認識できないこともある。
この状態は、SharpCapにカメラを認識させ(メニューバーのcamerasから接続しているカメラを指定して)、その直後はカメラが認識されて動作開始したように見えるが、即、動作が停止したように見えたり(フレームレートが上がらない・フレームレートの数値が異常な挙動を示す)、暫く動作を継続する(フレームレートの表示は正常、画像も更新され、録画も出来る)かと思えば、突然(何がきっかけか分からないまま)フレームレートが異常になって、画像が更新されなくなり、録画も強制終了されたようになる。
しかし、色々と試しているうちに、SharpCapを使う限り、とにかく20秒から1分程度以上の間録画する(100%出来るとは言えないが)方法に気付いて、その方法を使って、動画を録画している。その方法とは、以下のような方法です。
1.SharpCapで、とにかく一度カメラを認識させ、撮影のための設定をする。
2.上記1が出来たときカメラが正常に動作していようが、異常な状態であろうが、関係なく、SharpCapのウインドウを最小化する。(最小化はウインドウの右上にある「 _ 」をクリックして行う)
3.タスクバーに表示されているSharpCapのアイコンをクリックしてSharpCapのウインドウを復元させる。(ウインドウを最小化する時、カメラが動作停止していたり異常な状態であっても、ウインドウを最小化した状態から、元のサイズに復元するときに、カメラは正常な状態に戻るようです。)
4.復元されたウインドウでフレームレートを暫く(1秒間程度~気の済むまでの間)確認し、異常が無かったら、撮影を始める。
5.状記4でカメラが動作異常を起こしたときには、上記2に戻り、以後4で確認するフレームレートに異常が見られないと納得・安心するまで繰り返す。
私の場合、以上のようにすることで、運が良ければ数分間は連続して撮影が出来ています。(今回や前回のプロミネンスの画像はそうして記録した動画から作成した。)
ソフトの動作を見ている限り、デバイスドライバに絡んだどこかが、メモリリークを起こしているように見えます。もしそうであれば、問題を解決するのは、かなりの時間を要すると思います。しかし、競合メーカであるはずのQHYでは、私の知っている限り、同じような問題は無いことを忘れないでほしいと思います。
なお、この問題はUSB3.0のカメラでは起こらないと思います。(5モデルで確認しました。)
又、ASIカメラのWindows向けのデバイスドライバの新しいバージョンがダウンロード可能になっており、早速ダウンロードしてインストールしましたが、結果は・・・。
1.プロミネンスのPSTによるクローズアップ
【東のリムに見えていたプロミネンス】


本日は北西のリム、南西のロムにもプロミネンスが見えていましたが、PSTにとって薄すぎるか小さすぎたため撮影はしていません。
2.ASI120MMとWindows10の問題-その後
新しいデバイスドライバVer3.0.0.6がダウンロード可能になっていましたので、早速ダウンロードしてインストールして動作を見てみましたが、何も変わっていませんでした。
どのような接続で動作不良が起こっているか、改めてまとめてみると下記のようになります。
Windows10機でASI120MM(or MC)などのZWO製のUSB2.0をI/Fに持ったカメラを使おうとしても、上手く動作しない。(USB3.0 (USB3.1 Gen1)はUSB2.0 の上位互換であるはずなので、USB2.0のカメラを接続するとUSB2.0のふりをして動作するはず。実際、Windows7で動作しているPCではそうなっている)
日本国内外で発信されているネット上の情報を見る限り、USB3.0にUSB2.0のASIカメラを接続しても動作しないことがあることが盛んに言われているようですが、私の場合は、接続するPC側のI/FがUSB2.0でも動作しません。また、AMDのプロセッサーで動作させているときに発生する動作不良対策としてカメラ側のFirmwareのアップデートを行うツールがダウンロード可能になっていますが(AMD・・・の説明が1週間前にあったはずの場所に、改めて、確認に行くと無くなっている。何で???・・・
私が、実験的にQHYのQHY5LII(I/FはUSB2.0)をWindows10で動作している同じPCのUSB3.0(USB3.1Gen1),USB2.0のI/Fに接続しても、期待通り正常に動作する。さらに、同じPCのUSBのUSB3.1Gen2に接続してもQHYのカメラは動作するがASIカメラは動作しない。このことから、ZWOが提供しているASIカメラ用(USB2.0で接続するカメラ用)のデバイスドライバにはバグがあると考えるのが普通。
私の場合、動作しないとはどのような状態であるかというと、まず、デバイスマネージャでデバイスのプロパティを見ても「このデバイスは正常に動作しています」と常に表示される。しかし、にもかかわらず、SharpCapでフレームレート(ウインドウの左下のあたりに常に表示されている)が異常に低い数値(たとえば0.3とか0.0など)で表示され、モニタしている映像が更新されないし、録画も出来ない。このときカメラを使用するソフトによっては、カメラの接続が認識できないこともある。
この状態は、SharpCapにカメラを認識させ(メニューバーのcamerasから接続しているカメラを指定して)、その直後はカメラが認識されて動作開始したように見えるが、即、動作が停止したように見えたり(フレームレートが上がらない・フレームレートの数値が異常な挙動を示す)、暫く動作を継続する(フレームレートの表示は正常、画像も更新され、録画も出来る)かと思えば、突然(何がきっかけか分からないまま)フレームレートが異常になって、画像が更新されなくなり、録画も強制終了されたようになる。
しかし、色々と試しているうちに、SharpCapを使う限り、とにかく20秒から1分程度以上の間録画する(100%出来るとは言えないが)方法に気付いて、その方法を使って、動画を録画している。その方法とは、以下のような方法です。
1.SharpCapで、とにかく一度カメラを認識させ、撮影のための設定をする。
2.上記1が出来たときカメラが正常に動作していようが、異常な状態であろうが、関係なく、SharpCapのウインドウを最小化する。(最小化はウインドウの右上にある「 _ 」をクリックして行う)
3.タスクバーに表示されているSharpCapのアイコンをクリックしてSharpCapのウインドウを復元させる。(ウインドウを最小化する時、カメラが動作停止していたり異常な状態であっても、ウインドウを最小化した状態から、元のサイズに復元するときに、カメラは正常な状態に戻るようです。)
4.復元されたウインドウでフレームレートを暫く(1秒間程度~気の済むまでの間)確認し、異常が無かったら、撮影を始める。
5.状記4でカメラが動作異常を起こしたときには、上記2に戻り、以後4で確認するフレームレートに異常が見られないと納得・安心するまで繰り返す。
私の場合、以上のようにすることで、運が良ければ数分間は連続して撮影が出来ています。(今回や前回のプロミネンスの画像はそうして記録した動画から作成した。)
ソフトの動作を見ている限り、デバイスドライバに絡んだどこかが、メモリリークを起こしているように見えます。もしそうであれば、問題を解決するのは、かなりの時間を要すると思います。しかし、競合メーカであるはずのQHYでは、私の知っている限り、同じような問題は無いことを忘れないでほしいと思います。
なお、この問題はUSB3.0のカメラでは起こらないと思います。(5モデルで確認しました。)
スポンサーサイト