2019/11/03
2019年11月2日の太陽Hα画像
2019年11月2日の画像です。朝から午後の遅い時間まで快晴が続きました。
11月1日に出ていた黒点(活動領域12750にゴミのような黒点が何個か出ていた)は2日にはゴミ度合いを増して、結局黒点は消えてしまいました。が、その場所には、プラージュがはっきりと見えました。本日3日の朝(日本時間)の状況は、黒点の卵のようなものが2個ほど薄く見えているようです。それに替わって、この文を書いている11月3日朝には新たな小規模であるが分かりやすい黒点が全く別の場所(12750の西37度ほどの北半球(N05))に出現しています。(SDOの画像で確認できます)活動領域番号もついて12751となったようです。今の京都は曇っていますが、晴れたら撮影したいと思います。しかし、気象衛星の雲の画像を見ると、かなり厳しいようです。
1.活動領域12750付近のクローズアップ

久々の活動領域です。南半球の高緯度(・・・と言ってもS28ですが)に発生している活動領域はサイクル25の走りだと思います。一方3日の朝見えている12751に出現している黒点は低緯度に出現しているのでサイクル24に属しているはずです。
2.別のプラージュがあった領域のクローズアップ

上の画像の黄色の○の中の領域は、地球から見えるようになった10月27日~28日にははっきりとしたプラージュがあった領域です。しかし、地球の正面に近付くにつれて、活動が低下したようです。(領域を真上から見るようななって、目立たなくなっただけかも)
3.プロミネンスのクローズアップ
【東のリムに見えていたプロミネンス】

この画像は、photoショップのシャドウ・ハイライトでプロミネンスと彩層面の両方を見えるようにしたものです。元画像は、露出時間を調整して、彩層面が飽和する寸前の露出時間設定で撮影しています。その設定で、プロミネンスが記録されれば、(しかし、そのとき、撮影中のモニター画面でプロミネンスが見えるとは限らない。)何とか、プロミネンスと彩層面の両方を見えるように仕上げることが出来ます。
【西のリムに見えていたプロミネンス】

4.DayStar Flters社の Quark で使う電源について
Quarkは標準で付属しているUSB電源アダプター(AC100コンセントに接続して使用する)を通して電源を接続します。透過波長のチューニングを行うためのヒーター等の電源らしいです。電源には5V1.5A MAXの供給能力が求められています。5V1.5Aと言うことで、誰でもモバイルバッテリーを使おうと考えると思いますが、それを実行すると、殆どのケースで、動作しきらないことになると思います。
一部の例外を除いて、殆どのモバイルバッテリーは出力電流が少なくなると勝手に出力を切ってしまう機能を持っています。(オートパワーオフ) このオートパワーオフが原因で、チューニング完了の少し前に勝手に電源がオフとなってしまうのです。
私も、初めてQuarkにモバイルバッテリーをつないだ時に経験してしまいました。はじめはせっかっく入手したQuarkが早くも壊れたかと思いましたが、冷静に考えて、「もしかして、バッテリーに自動出力オフの機能が備わっていないか」と思い、調べたところ、殆どのモバイルバッテリーにその機能が備わっているらしいことが分かりました。
その機能が無いのはIoT機器対応を謳っているバッテリーだけであるらしいのですが、それに該当するバッテリーは、今のところ 「cheero Canvas 3200mAh IoT機器対応 モバイルバッテリー」の1種しかないのが分かり、早速購入し、テストしたところ、上手く動作してくれまました。(cheero Canvas 3200mAh IoT機器対応 モバイルバッテリーはamazonで購入できます。)
モバイルバッテリーの自動パワーオフを 避けるには、IoT機器対応のモバイルバッテリーを使う以外に、もし、モバイルバッテリーに複数の出力があるときには、使わない出力に負荷となるものを接続して、常時、自動パワーオフが働かないだけの電流を取り出してやることでも、何とかなります。(複数出力の自動パワーオフが独立して制御されているときには、この方法でもだめ)
私の場合、問題を起こしたモバイルバッテリーは、たまたま持っていたLEDライトを負荷として空いている出力端子に接続することでオートパワーオフが働かなくなることが、ずっと後になって分かりました。
11月1日に出ていた黒点(活動領域12750にゴミのような黒点が何個か出ていた)は2日にはゴミ度合いを増して、結局黒点は消えてしまいました。が、その場所には、プラージュがはっきりと見えました。本日3日の朝(日本時間)の状況は、黒点の卵のようなものが2個ほど薄く見えているようです。それに替わって、この文を書いている11月3日朝には新たな小規模であるが分かりやすい黒点が全く別の場所(12750の西37度ほどの北半球(N05))に出現しています。(SDOの画像で確認できます)活動領域番号もついて12751となったようです。今の京都は曇っていますが、晴れたら撮影したいと思います。しかし、気象衛星の雲の画像を見ると、かなり厳しいようです。
1.活動領域12750付近のクローズアップ

久々の活動領域です。南半球の高緯度(・・・と言ってもS28ですが)に発生している活動領域はサイクル25の走りだと思います。一方3日の朝見えている12751に出現している黒点は低緯度に出現しているのでサイクル24に属しているはずです。
2.別のプラージュがあった領域のクローズアップ

上の画像の黄色の○の中の領域は、地球から見えるようになった10月27日~28日にははっきりとしたプラージュがあった領域です。しかし、地球の正面に近付くにつれて、活動が低下したようです。(領域を真上から見るようななって、目立たなくなっただけかも)
3.プロミネンスのクローズアップ
【東のリムに見えていたプロミネンス】

この画像は、photoショップのシャドウ・ハイライトでプロミネンスと彩層面の両方を見えるようにしたものです。元画像は、露出時間を調整して、彩層面が飽和する寸前の露出時間設定で撮影しています。その設定で、プロミネンスが記録されれば、(しかし、そのとき、撮影中のモニター画面でプロミネンスが見えるとは限らない。)何とか、プロミネンスと彩層面の両方を見えるように仕上げることが出来ます。
【西のリムに見えていたプロミネンス】


4.DayStar Flters社の Quark で使う電源について
Quarkは標準で付属しているUSB電源アダプター(AC100コンセントに接続して使用する)を通して電源を接続します。透過波長のチューニングを行うためのヒーター等の電源らしいです。電源には5V1.5A MAXの供給能力が求められています。5V1.5Aと言うことで、誰でもモバイルバッテリーを使おうと考えると思いますが、それを実行すると、殆どのケースで、動作しきらないことになると思います。
一部の例外を除いて、殆どのモバイルバッテリーは出力電流が少なくなると勝手に出力を切ってしまう機能を持っています。(オートパワーオフ) このオートパワーオフが原因で、チューニング完了の少し前に勝手に電源がオフとなってしまうのです。
私も、初めてQuarkにモバイルバッテリーをつないだ時に経験してしまいました。はじめはせっかっく入手したQuarkが早くも壊れたかと思いましたが、冷静に考えて、「もしかして、バッテリーに自動出力オフの機能が備わっていないか」と思い、調べたところ、殆どのモバイルバッテリーにその機能が備わっているらしいことが分かりました。
その機能が無いのはIoT機器対応を謳っているバッテリーだけであるらしいのですが、それに該当するバッテリーは、今のところ 「cheero Canvas 3200mAh IoT機器対応 モバイルバッテリー」の1種しかないのが分かり、早速購入し、テストしたところ、上手く動作してくれまました。(cheero Canvas 3200mAh IoT機器対応 モバイルバッテリーはamazonで購入できます。)
モバイルバッテリーの自動パワーオフを 避けるには、IoT機器対応のモバイルバッテリーを使う以外に、もし、モバイルバッテリーに複数の出力があるときには、使わない出力に負荷となるものを接続して、常時、自動パワーオフが働かないだけの電流を取り出してやることでも、何とかなります。(複数出力の自動パワーオフが独立して制御されているときには、この方法でもだめ)
私の場合、問題を起こしたモバイルバッテリーは、たまたま持っていたLEDライトを負荷として空いている出力端子に接続することでオートパワーオフが働かなくなることが、ずっと後になって分かりました。