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2014年12月21日の太陽Hα画像

今回は岡山市北区で撮影しました。
前回の岡山と同様、岡山の実家からは太陽の方向に出ていた雲が消えず、午前中は結局準備をしただけで終わりました。午後になって薄雲を通して太陽が見えるようになったところで慌てて撮影しました。

1.活動領域12235、12237、12238、12241、12242付近をPSTでクローズアップした画像です。
  20141221-1
 活動領域12242では昨日(20日)X1.8のフレアがありました。それ以外にもM、Cクラスのフレアを発生し続けています。活動領域12241も12242ほどではありませんが、時々フレアを発生しています。
 活動領域12237は現在では黒点が消えてプラージュだけが見えている状態ですが、どうも、この活動領域が活動領域12192、その後戻ってきて12209となった領域のなれの果てのようです。活動領域12242がそれだと言う意見も見ましたが、位置が異なります。

2.活動領域12236、12239、12240付近のクローズアップです。
  20141221-2

3.活動領域12244付近のクローズアップです。画像の右端の上(北)の方に活動領域12243も半分写っていると思います。
  20141221-3
 活動領域12244では、この画像を撮影する30分前にC5.4のフレアが発生し、8分前(!)に終了したそうです。この画像には、そのフレアの名残が見えているようですね。
 東のリムの近くに明るいプラージュが見えています。たぶん、黒点も伴っています。この領域には、そのうち活動領域番号が付くのではと思います。

これ以外に、東のリムに大きなプロミネンスが出ていたのですが、撮影を後回しにしているうちに雲に隠れて撮影できませんでした。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:21 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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