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2020年1月11日の太陽Hα・白色光画像

今日の午後は雲が無くなり、久しぶりに良い天気でした。シーングは、いまの季節らしく、あまり良くなかったものの、午後2時半以降は雲が通過することもなく、落ち着いて撮影出来ました。
数日前に黒点が現れた12756は、黒点こそ無くなっていましたが、西のリムに沈む直前の姿を撮影出来ました。
本日は撮影した画像が多いので、本日と、天気の悪そうな明日の2日にわたって掲載したいと思います。

1.白色光で撮影した全球画像
  20200111-1
 この画像はSHARPSTAR60EDの直焦でASI178MMで撮影した画像です。
 この画像中の12755付近と12756付近を切り出した画像を下に貼り付けます。

  【12755付近】
  20200111-2

  【12756付近】
  20200111-3
  西のリムに隠れる直前です。

2.活動領域12755付近のHαでのクローズアップ
  20200111-4


3.活動領域12756付近のHαでのクローズアップ
  20200111-5
 リムに沈む直前の状態です。

4.発達し損なった領域のHαでのクローズアップ
  20200111-6
  この画像中の黄色の○の中の領域は、東のリムから出てきた直後は、ごく短時間微小黒点が見えていましたが、発達せずに、あっという間に消えてしまいました。 プラージュも残っていることですし、もう一度発達してほしいと思うのですが、無理でしょうね。

5.プロミネンスのクローズアップ
 本日は目立つプロミネンスが1カ所出ていました。下の画像が、その目立つプロミネンスです。
  20200111-7
 この画像をよく見ると、目立つプロミネンス以外に、細かなプロミネンスがたくさん写っています。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:40 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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