FC2ブログ

2020年5月5日の太陽Hα画像

5月5日に撮影した太陽Hα画像です。5日はずっと薄雲が出ていて、それが徐々に濃くなっていくような状態でした。撮影を始めた頃には太陽がぼんやりと潤んでしか見えないような状態で、以前使っていたPSTであれば、もちろん画にならないので、迷わず撮影をパスするような状態でしたが、最近よく使っている光学系(SHARPSTAR60ED+Quark)ではどうなるか、試してみました。口径が40mmから60mmに変わっていることなどから、イメージセンサに届く光量が激増していると思うので。(単純な比較は出来ないですが、フレーム毎の露出時間が1/10以下になっている。雲による散乱などの影響がどう出るかは分からない。)
その結果、当然ながら、ムラのある雲が通過している最中に撮影した動画は上手くスタック出来ないけれど、通過する雲にムラがないような場合には、期待した以上に上手くスタック出来ました。試してみるものです。
・・・とはいっても、結局、上手くスタック出来たのはプロミネンスを撮影した2枚の画像のみでした。

1.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20200505-1

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20200505-2

これら以外に北東と南西のリムにもプロミネンスが見えていて撮影はしましたが、上手くスタック出来ませんでした。
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 10:08 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する

以下は山城天文同好会の会員諸氏のHP、blogへのリンクです
アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード