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2020年7月31日の太陽白色光画像

 近畿地方は31日にようやく梅雨明け宣言がありました。しかし、31日の午前中は雲が多く、青空がちらちら見えているぐらいで、午後から晴れたと思ったら、早速、お約束の雲の出現がありました。しかし、今年は(も)晴れない。梅雨明け宣言の日に雲が多かった年の夏は雲が多いと言う過去の経験が思い出されます。
 白色光で見た太陽面は、少し前から出現している黒点が2カ所とも健在でした。Hαで見た太陽では南東のリムにタワーのようなプロミネンスが見えていました。このプロミネンスは、GONGのアーカイブをたどる限り、日本からは29日朝から見えていましたが8月1日の朝には見えなくなっています。
 今回は7月31日に白色光で撮影した太陽面の画像を掲載し、Hαで撮影した画像は後ほど別の記事で掲載します。(要するに時間が無くて、まだ処理したいません。)
 その他、STEREO AHEADの画像からは北東にリムに近い活動領域12768を追いかけるように別の活動的な領域がリムの向こう側から迫っています。8月1日には地球から見えるようになっているみたいですが、黒点は、あっても微小なものだけです。しかし、はっきりした白斑は見えていますので、今後に期待したいと思います。
 なお、今回掲載する画像は、全て国際光器のSHARPSTAR60ED+ASI178MM+(全球画像はLV25mmを使ったアイピースプロジェクション、拡大画像は故ミードのSWA13.8mmを使ったアイピースプロジェクション)で撮影したものです。

1.全球白色光画像
  20200731-1
 黒点が2箇所で見えています。どちら黒点付近に白斑が目立ちます。

2.活動領域12767に見えている黒点
  20200731-2

3.活動領域12768に見えている黒点
  20200731-3
 細かい黒点もいくつか見えています。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 10:33 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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