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2020年8月17日の太陽Hα画像

私の夏休み最終日の17日に撮影したHα画像です。京都で撮影しました。

1.太陽の中心付近に見えていた活動的な領域
  20200817-1
 この画像は国際光器のSHARPSTAR60EDで撮影しています。望遠鏡をWilliam OpticsのZ103にすると下のような画像が得られました。

  20200817-2

 SDOの画像を見る限り、17日にはこの領域に超微小黒点が現れたり消えたりしていましたが、日本時間の17日夜には数個の安定した(ように見えた)小黒点が見えていました。その後、18日夜にSDOの画像を見てみるとしっかりした双極性の黒点群が見えてました。西のリムが迫っていますが、今後が楽しみです。

2.活動領域12771付近のクローズアップ
  20200817-3
 12771に見えていた黒点は完全に消失しています。その後を追うように12771の南東方向に現れた活動的に見える領域(ここには黒点は今までのところ現れず)の方が、気のせいか、活発に見えます。
 12771及びその南東方向にある活動的な領域をZ103で見ると下のような画像が見えました。

  20200817-4  20200817-5

3.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20200817-6  20200817-7

  20200817-8  20200817-9

真東少し南に見えている薄いプロミネンスをZ103で撮影すると下の画像が得られました。
  20200817-10

【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20200817-13  20200817-12

 上の画像中で一番目立つプロミネンス付近をZ103で撮影すると下のような画像が得られました。
  20200817-14

  20200817-15  20200817-16

 上の画像中で一番目立つプロミネンス付近をZ103で撮影すると下のような画像が得られました。
  20200817-17
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 06:23 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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