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2020年8月21日の太陽Hα画像と白色光画像

8月21日の太陽H α画像と白色光画像です。

【白色光画像】
1.太陽全球白色光画像
  20200821-1
 国際光器のSHARPSTAR60ED+LV25mm+ASI178MMによるアイピースプロジェクションで撮影しました。
 黒点が2カ所に出ていました。その場所を画像中に①と②の矢印で示します。①は活動領域12772のあたりで、双極性の黒点が出ていました。これら2カ所の黒点が見えていた場所の拡大画像(白色光)を下に示します。拡大画像は投影用アイピースをPL12.5mmに交換して撮影しています。

【①付近の拡大】
  20200821-2
 一見して小さいがはっきりとした小黒点が2つ見えますね。
 これらの黒点も22日の朝(日本時間)にSDOの画像でチェックしたところ、消えていました。しかし、22日の午後(日本時間)には、もしかして復活しているか、復活しようとしている雰囲気があります。ただ、西没直前なので見難いのが残念です。

【②付近の拡大】
  20200821-3
 こちらの黒点は辛うじて見えていたもので、上の画像でも非常に分かり難いです。
 SDOの画像で確認したところ、22日には消えていました。


【Hα画像】
 Hαで見た太陽は、賑やかさが戻りつつあるみたいです。

1.活動領域12771、12772付近のクローズアップ
  20200821-4  20200821-5

 12771と12772の位置関係は下の画像の通りです。
  20200821-6

2.ダークフィラメント
  20200821-7  20200821-8

3.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20200821-9  20200821-10

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20200821-12  20200821-14






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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 22:32 |  太陽Hα光 and 白色光 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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