FC2ブログ

2020年9月21日の太陽Hα画像

今回の連休は、前半は岡山、後半は京都でした。今回は高速道路の車も多く、新名神の高槻・神戸JCT間が開通してから起こらなくなっていた渋滞が、久しぶりに新名神、中国道共に宝塚から西のあたりで発生していました。と言うことは、新型コロナで自粛が始まる前よりも高速道路の交通量が増えていることになります。実際、山陽道上り線の三木SAに夕方に立ち寄ったところ、車を止めることが出来ませんでしたが、こんな経験は、今まで一度もありません。観光シーズンの休日の最も混雑する時間帯も含めて、車を止めることが出来なかった(車を止めるスペースに空きが無かった)のは初めてです。これでは10月の上旬以降に、また、新型コロナの感染者数が激しく増加するかも知れません。
21日の太陽はHαで見る限り見栄えのしたプロミネンスが見えていたぐらいで、それ以外に特に目立ったものはありませんでした。その他、STEREO AHEADの画像やSDOの各画像ではN30付近の東のリムから何か出て来そうな雰囲気が伝わってきていて、その何かの先陣らしきものが見え始めていました。その何かのある付近は、本日(22日)には、とりあえず、プラージュ(白色光では白斑)が見える状態になっていますが、今のところ(日本時間で22日午前10時頃)、その付近に黒点は見えていないようです。
21日の撮影は、今回も、SHARPSTAR60ED+QUARKを使いましたが、その後で、Z103+QUARKでも撮影しました(カメラはASI178MMとASI1600MM)が、今回はSHARPSTAR60ED+QUARKで撮影した画像を掲載します。Z103で撮影した画像は、明日以降に出したいと思います。

1.何か出て来そうな雰囲気のある場所付近
  20200921-1
 撮影した時点では、矢印の先付近から何か出て来そうな雰囲気がありましたが、撮影してみると、特に何もありませんでした。ただ、その「何か」の先陣らしきものが見え始めているようでした。22日には、この付近からプラージュが出て来ていますが、黒点は、今のところ見えていないようです。

2.プロミネンスのクローズアップ
 国際光器のSHARPSTAR60ED+QUARK+ASI178MMで撮影したプロミネンスのクローズアップです。
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20200921-2  20200921-5

  20200921-3  20200921-4
 
 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20200921-6  20200921-7

  20200921-8  20200921-9


スポンサーサイト



テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 10:38 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する

以下は山城天文同好会の会員諸氏のHP、blogへのリンクです
アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード