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2020年10月1日の太陽Hα画像

10月1日はきれいに晴れましたが、撮影を始めると、毎度おなじみの雲の塊がやってきて邪魔をしてくれました。
白色光で見ると、12773付近に細かい黒点が見えましたが、シーングが悪くて、写らないと思い、撮影しませんでした。
昨夜の中秋の名月は、結局見れなくて、今日(2日)の夕方会社の帰りに1日遅れで撮影しました。
1日に撮影した太陽の方は、今回は、SHARPSTAR60ED+QUARK+ASI178MMで撮影したものを掲載します。Z103で撮影したモノは、後日アップロードします。

1.中秋の名月の翌日(10月2日)の月
  20201001-1
 会社の帰りに iPhoneでズームできるだけズームして撮影しました。京都の東山から出た直後の月(満月)です。実際の月の色は、もっと赤っぽかった(橙色っぽかった)です。プロパティで撮影時刻を見ると(プロパティ→詳細で見ることが出来ます。)18時27分となっています。

2.全球モザイク合成画像
  20201001-2
 15枚の画像を合成しました。撮影時の合成焦点距離は、QUARKに内蔵されているバローが4.2倍なので1386mmです。
 赤道に沿って明るい帯状のモノが入りましたが、原因は、おそらく、元画像の全てに入っている明るさのムラのようなものだと思っています。このことはあらかじめ予想できたので、撮影時には、かなり気を遣い、Photoshopでトーンカーブの調整をするまでは明るさのムラはほとんどないように出来たと思ったのですが。
 プロミネンスを見えるように調整しましたが、撮影時に見えていたプロミネンスは、あまり濃くなかったので、何とか見える程度にしかなりませんでした。北東(左上45度方向)のリムと南西(右下45度方向)のリムに薄~く見えていると思います。

3.活動領域12773付近のクローズアップ
  20200110-3

4.その他の活動的な領域のクローズアップ
  20201001-4

5.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20201001-5  20201001-6

  20201001-7  20201001-8

【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20201001-9  20201001-10





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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 22:04 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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