FC2ブログ

2020年10月14日の太陽白色光画像

 14日は良い天気でした。活動領域12775で暫く見えていた黒点は、辛うじて1個残っているのがギリギリ見えている状態でしたが、それ以外に、北西のリムに近いところに、13日から14日に日付が変わる頃に見え始めた白斑の中に黒点が少なくとも1個見えていました。また南東のリムから活動的な領域が出現し、大きくない黒点が見えています。南東のリムから出てきた黒点は暫く見えていそうです。
 14日はHαでも撮影しましたが、Hα画像は仕上げが出来ていないので、まずは白色光の画像をアップロードします。Hα画像は後日アップロードします。
 なお、白色光全球画像は、SHARPSTAR60ED+ASI178MM+LV25mmのアイピースプロジェクションで撮影し、拡大画像はLV25mmをPL12.5mm に交換して撮影したものです。

1.白色光全球画像
  20201014-1
 画像中の矢印の先に白斑が見えていますが、その中で、2、3、4の矢印の先の白斑の中には、小さな黒点があります。以下、そのクローズアップ画像です。

2.黒点を伴っている白斑付近のクローズアップ
  20201014-2
 活動領域12775の中に、消える直前の微小黒点があります。その黒点は矢印の先にあります。

  20201014-3
 上の画像の矢印の先に極小の黒点が見えています。

  20201014-4
 上の画像の矢印の先にある黒点は小さなモノですが、暫くは消えずに見えていそうです。また、SDOの画像で確認すると、白斑の中に、複数の細かな黒点が見えており、地球から見やすい位置まで来るのが楽しみです。

 こうして見ると、結構賑やかになってきました。
スポンサーサイト



テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:21 |  太陽 white light 画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

おはようございます~。(^_^)
わー、
これはわたひには厳しい~。
南東のリムにあるのは、いまSDOで見ました。複数の黒点がはっきり確認できますね。
きょうはしっかり目を開いて確認します。
夕べは火星撮ってました。
11日と同様、バローのレンズを接眼側にはさみこんで光路長を短くしています。これで実質3倍くらいの拡大になっています。
by かひちやう 2020/10/15 06:35  URL [ 編集 ]

Re: No title

おはようございます~

12日は、結局、写りませんでした。テレコンを忘れたのが痛かったです。。。と、写らなかったのは、テレコンを忘れたせいにしておきます。

昨日の黒点のうち、南東のリム近くの黒点以外は、ギリギリ見えるかどうかのレベルでした。画像でも厳しいと思います。ブラウザの機能を使って拡大して見るともう少し分かりやすくなると思います。ご存じかも知れませんが、CTRLキーと'+'の刻印されているキーを同時に押すと拡大され、'+'の代わりに'-'の刻印されているキーを同時に押すと縮小されます。IE, エッジでも、FIREFOXでも同じです。他のブラウザは知りません。
昨日撮影したHα画像は、まだ仕上げ処理中です。今日の夜には何かをアップロードしようと思っています。
by akita 2020/10/15 07:44  URL [ 編集 ]
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する

以下は山城天文同好会の会員諸氏のHP、blogへのリンクです
アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード