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2020年10月24日の太陽白色光・Hα画像

24日の京都南部は午前中曇りで午後から晴れてくるような天気予報が出ていましたが、実際は朝から晴れていました。確かに午前中は、頻繁に雲が出て来ましたが、邪魔になるほどではありませんでした。
本日は、午前中にデジ一の手持ち撮影の練習をして、午後からは、いつも通り、白色光とHα光で撮影しました。
活動領域12776は西のリムに迫って来たものの、黒点は、消えずに良く見えており、北半球には23日朝(日本時間)から見えていた小黒点群は24日午後も微小な状態で辛うじて見えていました。

【以下1~4は白色光で撮影した画像です】
1.Olympus E-620の手持ちによる全球白色光画像
  20201024-1
 手持ち撮影では北半球の微小黒点は写りませんでした。

2.SHARPSTAR60ED+ASI178MMによる各色光全球画像
  20201024-2
 LV25mmを使ったアイピースプロジェクションで撮影しています。
 矢印の先に、北半球の微小黒点が辛うじて写っているような気がしますます。このような写り方の微小黒点はE-620の手持ち撮影ではさすがに写らないでしょうね。手持ち撮影で写すことは、光学系をもっと長焦点のものにしなければ無理と思います。

3.活動領域12776付近に出でている黒点付近のクローズアップ
  20201024-3

4.北半球の微小黒点付近のクローズアップ
  20201024-4
 この細かさでは、全球画像に写すのは厳しいでしょうね。
 なお、撮影時には微小な黒点が3個見えていましたが、この黒点群は、微小な黒点が出たり消えたりを頻繁に繰り返していました。

【以下SHARPSTART60ED+QUARK+ASI178MMで撮影したHα画像です】

5.活動領域12776付近のクローズアップ
  20201024-5

6.北半球の微小黒点が見える領域付近のクローズアップ
  20201024-6

プロミネンスも撮影しましたが、まだ仕上げていません。出来次第アップロードしたいと思います。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 23:58 |  太陽Hα光 and 白色光 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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