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2020年10月27日の太陽白色光画像

 今朝も昨日と同じ時間に撮影しようとしましたが、やはり、昨日と同じような状況で雲がありました。今朝は、家を出るのを少し遅らせて雲が無くなるのを待ちました。その結果、雲は、期待通り無くなってくれましたので、昨日よりは良い条件で撮影出来ました。
下に掲載する画像は、今朝(27日の朝)の手持ち撮影太陽白色光画像と25日撮影の太陽Hα画像の未掲載分です。

1.手持ち撮影太陽白色光画像
  20201027-1
撮影は、いつも通り、E-620+2倍テレコン+(50-200mmを200mmで使用:35mm換算800mm)で撮影しました。ISO=100、露出時間1/500秒、AF、手ぶれ補正はもちろんONです。露出は少し多めにした方が良いような気がしますが、多すぎると全くだめになります。上の画像の露出は1/500秒ですが、この後撮影した1/400秒露出の画像では黒点が「白」に埋もれかけていて、写るはずのものが写っていませんでした。

上の画像でAの矢印の先に小黒点が、Bの矢印の先には白斑が写っています。それぞれの領域を切り出して縦横ともに3倍拡大した画像を下に掲載します。Bの矢印の先には黒点も写っていてほしかったのですが、写っていませんでした。Aの小黒点は、双極性の黒点群の中の東側の黒点です。
  20201027-2  20201027-3
 手持ちでここまで写ったので、今のところ良しとしますが、何か物足りない。

【25日撮影の太陽Hα画像】
 以下は、25日に、国際光器のSHARPSTAR60ED+ASI178MM+QUARKで撮影した太陽Hα画像の未掲載分です。

2.活動領域12776付近のクローズアップ
  20201027-4

3.活動的に見えた領域のクローズアップ
  20201027-5

  20201027-6
 上の画像の中央に写っている領域は、発達して活動領域12778になる領域です。撮影時点では黒点は全く見えていませんでした。

4.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20201027-7  20201027-8

  20201027-9  20201027-10

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20201027-11  20201027-12

  20201027-13  20201027-14









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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:26 |  太陽Hα光 and 白色光 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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