2020/11/26
太陽白色光画像とHα画像
24日にE-620の手持ちで撮影した太陽の全球白色光画像と23日に撮影したHα画像です。
1.24日に撮影した全球白色光画像

E-620+2倍テレコン+50-200mmズームの手持ちによる撮影です。露出時間は1/640秒、ISO=100で撮影しています。
23日に東のリムから出てきた黒点は、かなり大きいのが分かると思います。 なお、北半球の活動領域12784付近に見えていた黒点は、この画像を撮影した時点(日本時間24日朝)では消滅していたと思います。
【23日のHα光画像】
シーングが悪く(冬型の気圧配置の時によく見るような、さざ波を通して水底を見ているような状態)、どの画像もボケ気味です。
2.活動領域12783付近のクローズアップ

3.活動領域12784付近のクローズアップ

4.活動領域12785、12786付近のクローズアップ

矢印の先の黒点付近は活動領域12786として付番されました。
5.南半休の活動領域(モザイク合成)

南半休に並んでいる活動領域の位置関係が分かるようにモザイク合成画像を作成しました。3枚の画像を合成しています。
6.プロミネンスのクローズアップ
【東のリムに見えていたプロミネンス】


上の右の画像(南東のリム付近を写した2枚の画像の右側の画像)は、撮影中のシーングが特別に酷かったタイミングで撮影したモノで、ひどさが分かるように調整しました。(動画で撮影しているので、動画を出せば良いのですが)
あまりにシーングが酷かったので、撮影し直した画像が下の画像です。(向きが90°違うのは、モザイク合成画像の元画像を撮影直後にそのままのカメラの状態で撮影したからです。無視してください。)

【西のリムに見えていたプロミネンス】

1.24日に撮影した全球白色光画像

E-620+2倍テレコン+50-200mmズームの手持ちによる撮影です。露出時間は1/640秒、ISO=100で撮影しています。
23日に東のリムから出てきた黒点は、かなり大きいのが分かると思います。 なお、北半球の活動領域12784付近に見えていた黒点は、この画像を撮影した時点(日本時間24日朝)では消滅していたと思います。
【23日のHα光画像】
シーングが悪く(冬型の気圧配置の時によく見るような、さざ波を通して水底を見ているような状態)、どの画像もボケ気味です。
2.活動領域12783付近のクローズアップ

3.活動領域12784付近のクローズアップ

4.活動領域12785、12786付近のクローズアップ

矢印の先の黒点付近は活動領域12786として付番されました。
5.南半休の活動領域(モザイク合成)

南半休に並んでいる活動領域の位置関係が分かるようにモザイク合成画像を作成しました。3枚の画像を合成しています。
6.プロミネンスのクローズアップ
【東のリムに見えていたプロミネンス】




上の右の画像(南東のリム付近を写した2枚の画像の右側の画像)は、撮影中のシーングが特別に酷かったタイミングで撮影したモノで、ひどさが分かるように調整しました。(動画で撮影しているので、動画を出せば良いのですが)
あまりにシーングが酷かったので、撮影し直した画像が下の画像です。(向きが90°違うのは、モザイク合成画像の元画像を撮影直後にそのままのカメラの状態で撮影したからです。無視してください。)

【西のリムに見えていたプロミネンス】




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No title
昨日は小黒点ご指摘いただきありがとうございました。
太陽面が賑わってきて、
大きなものに目をひかれ小さなものを見逃しがちになりますが、
肝に命じてしっかり見ていきたいと思っています。
南東方向の活動領域は
オーストラリアやニュージーランドで
電波障害を及ぼしたそうですが、
それだけ太陽活動が活発になってきたということですね。
これからも目を離せませんね。
Re: No title
いえいえ、どういたしまして。気になったものですから。
ところで、サイクル25は本格的に立ち上がってきましたね。STEREO Aheadの画像を見る限り、12786を追いかけるように、別の活動的な領域が南東のリムに太陽の裏側から迫ってますし、(緯度はS30ぐらいです)北東のリムのN30付近からも別の活動的な領域が出て来そうです。(どちらの領域も、黒点があるかどうかは分からない)
なかなか楽しくなりましたね。