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2015年1月12日の太陽Hα画像

今日は朝から雪が舞ったり晴れたりで、さらに時折強風も吹くような天候で、コンディションは最悪でした。もちろん、シーングは乱れっぱなしで、普通は撮影しない日だと思いますが、休日メインの私の場合、撮影を強行してしまいました。

1.活動領域12257(画像中右側(西側)の黒点とプラージュがある付近)、12260(左側(東側)のプラージュと小黒点がある付近)、12262(画像中の中央やや左下)付近のPSTによるクローズアップです。
  20150112-1
 これら3つの活動領域はフレアを時々発生させています。特に12257ではフレア頻発と言っても良いと思います。

2.活動領域12255付近とプロミネンスです。
  20150112-2
 極端な強調処理をせずに、彩層面と同時にPSTでここまで写し出せるプロミネンスは、かなり明るいものです。

3.活動領域12258(画像中左側)、12260(右側のプラージュが目立つあたり)付近のクローズアップです。
  20150112-3

4.活動領域12259(中央の黒点が集まっている付近)、12261(左上の黒点のあるあたり)付近のクローズアップです。
  20150112-4

今日は、シーングが極端に悪い中での撮影でした。ひどいときは、PCの画面をモニタしていて、上空の空気が強烈な渦を巻きながら暴れまくっているのが分かるような状態でした。しかし、それでも待っていると多少はおとなしくなる時があるもので、そのおとなしくなる傾向が見えるごとに撮影しました。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 18:07 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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