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2020年12月20日の太陽Hα画像

12月20日に撮影した太陽Hα画像です。20日は、太陽の方向だけ雲が多く、シーングも冬らしくて酷いもので、彩層面はともかく、プロミネンスについては画になりませんでしたが、そもそも、小さなプロミネンスしか見えていなかったので本日はプロミネンスの画像は省略します。

1.活動領域12792、12793付近のクローズアップ
  20201220-1
 この画像を撮影したときには黒点は消えていて、Hαで見たどちらの領域もプラージュだけになっていました。

2.南西のリムから出て来た活動的似見える領域
  20201220-2
 上の画像中の矢印の先の領域は活動的に見えますが、この付近は、11月下旬に黒点が見えていた12785付近ではないかと思
います。
 ・・・と言うことは大きな黒点が見えていた12786付近もまもなく見えてくるはずで、この記事を書いている12月21日朝6時の時点でSDOのHMI Intensitygramを見てみると、出ていました。デカそうな黒点が。(黒点全体が出たばかりでした。)よくぞ、消えずに戻ってくれました!!

3.南半球のモザイク合成画像
  20201220-3
 北半球には活動的と思える領域は見えないことから、相変わらず南高北低の活動状態です。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 06:16 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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