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2021年1月31日の太陽Hα画像

1月31日にZ103+QUARK(Prominence Model)+ASI178MMで撮影した太陽Hα画像です。
天気予報では晴れるはずでしたが、京都南部は相変わらず雲が多く、30日同様、撮影出来そうなタイミングでサッとHαでの撮影ができる用に準備して待機していましたが、31日は、30日より撮影出来そうなタイミングが多かったと思います。しかし、シーングが悪い。

1.活動領域12800付近のクローズアップ
  20210131-1
 西のリムが迫っています。これが見納めです。

2.北半球の活動的に見える領域
 北半球に見えていた活動的に見える領域付近をモザイク合成で全て見えるようにしました。
  20210131-2
 活動領域12800と活動的に見える領域(A、Bの矢印の先)の位置関係が分かると思います。
 このうちBの矢印の先付近では、小黒点が見えたり消えたりしています。この画像でも小黒点らしきものが分かりますが、少し時刻が違うと、異なった見え方をしていました。(次の画像参照)

3.微小黒点付近のクローズアップ
  20210131-3
 上のモザイク合成画像の約2時間後に撮影した微小黒点付近のクローズアップです。撮影したタイミングに近い撮影時刻のSDOの画像(Intensitygram)を見ると、2個の微小黒点が見えています。

4.プロミネンスのクローズアップ
 シーングがもう少し良ければと思います。

 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20210131-4  20210131-5

  20210131-6  20210131-7
 左の画像中の矢印の先付近には薄いプロミネンスが見えます。

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20210131-8  20210131-9

テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 17:49 |  天文 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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