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2021年2月11日の太陽Hα画像

 11日に撮影した太陽Hα画像です。
 11日も撮影をはじめた時はシーングが悪かったのですが、15時を過ぎたあたりから、時々シーングが落ち着くようにになりましたので、一部の画像を再撮影しました。日没が近くなって太陽高度が低くなっていたのでシーングは悪化するはずですが、11日は、日没が近付くにつれてシーングが良くなる時間が多くなりました。
 下の左側の画像はシーングが良くなる前(1/5程度のシーングです。)に撮影しました。下の右の画像はシーングが良くなった(3/5程度のシーングです。)後で撮影しました。かなり違うのが分かると思います。(Z103+Quark+ASI178MMで撮影しています。他の画像も全て同じです。)
  20210211-1  20210211-2

1.活動的な領域とダークフィラメントのクローズアップ
 2枚の画像をモザイク合成して作りました。
 画像中の明るい領域にはまだ活動領域番号が付いていません。
  20210211-3

2.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていtたプロミネンス】
  20210211-4  20210211-5
 右の画像に写っているような細くてシュッとしたプロミネンス(サージではない)は、最近よく見ます。

  20210211-6  20210211-7
 左の画像の矢印の先には薄いプロミネンスが浮いています。

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20210211-8  20210211-9

  20210211-10  20210211-11
 上の左の画像の中の矢印の先付近に、細い、シュッとしたプロミネンスが写っています。かなり薄いものです。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 16:35 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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