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2021年3月8日の太陽白色光画像

 8日の太陽白色光画像です。活動領域12806付近に出でている黒点は西没直前です。活動領域12807付近の黒点はほぼ消えていて、Registax6で処理すると、辛うじて、痕跡らしきものが見えてきます。(その痕跡らしきものはSDOの撮影時刻の近い画像でも見えているので幻では無いと思います) その他、東のリムから見えるようになった活動的な領域が、数カ所の小さな白斑として見えていて、その中に微小黒点が見えていますが、私が撮影した時に見えていたものは短命で、黒点とは言えないようなものばかりでした。

1.太陽全球白色光画像
 下の画像はASI178MM+SHARPSTAR60EDにLV25mmを付けてアイピースプロジェクションで撮影した画像です。
  20210308-1
 画像中AとBの矢印の先にある小さな白斑の中には弥縫黒点が見えていました。しかし、それらは短命であったようです。しかし、この画像を撮影後、Bの矢印の先の白斑の中には安定しているように見える小黒点が出現しています。さらにAの矢印の白斑の中にも安定そうな小黒点が出現しています。
 上の画像中で12807付近ではないかと思う領域と12806付近を切り出した画像を下に貼り付けます。
  20210308-2

2.12806付近の黒点付近のクローズアップ
  20210308-3
 黒点が、しっかり復活していますね。

3.白斑付近のクローズアップ
  20210308-4  20210308-5
 右の画像中のAの矢印に先の白斑の中には、この画像を撮影後に小規模な黒点が出現しています。安定しているように見えるので、この付近には、そのうち活動領域番号が付くのではないかと思います。
 Bの矢印の先にも小白斑が見えていますが、この付近に黒点(特に小黒点)があるかどうかは、もう少し見やすい位置まで廻ってこないと分からないと思います。
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 06:07 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filters の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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