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2021年3月17日の太陽白色光画像

 17日にデジ一の手持ちで撮影した太陽白色光画像です。
 北東のリムから出て来たばかりの黒点群(16日に見えるようになった)がだんだんと見やすくなっていますが、他の黒点群は消失に向かって進んでおり、ぱっと見には黒点は北東のリム近くに見えているものが、それらしく見えるだけです。
 北東のリム近くの黒点付近の領域は活動領域12810と付番されましたが、これ以外に12808付近の黒点群が消失寸前の状態で見えていました。明日には12810付近の黒点だけが見えているのかなと思います。
 12810付近の領域はおそらく前の活動領域12804付近が戻ってきたものと思いますが、この領域が再び地球から見えるようになる直前に前の活動領域12805のあった付近も南東のリムから出て来て見えるようになっているはずです。しかし、12805の方は痕跡すら分かりません。完全に消えたのですね。
 下の画像はデジ一をサッと出して、サッと手持ちで撮影した太陽全球白色光画像です。
  20210317-1
 17日は黄砂がきつく、おまけに雲まであって、これ以上撮影出来る状態ではありません。せめて雲が無くならないと撮影する気が起こりません。
 しかし、北東のリムには立派なプロミネンスが見えているのがGONGの画像を見ると分かるので、太陽が西山に沈むギリギリまで粘ってみました。しかし残念ながら、Hαでの撮影は記念撮影にもなっていない画像が3枚撮れただけでした。この画像は、「往生際が悪くてギリギリまで無理に追っかけていると、こんなこともあるさ」という以外の意味は無いのですが、せっかく撮ったので、後日アップロードします。(本当に何も写っていないので、期待できません。ホント)

 
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 17:16 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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