2015年2月14日の太陽Hα画像

今日もいつもと同じで、午後から撮影しました。
活動領域12280は地球からは見えなくなっていますが、それに続く巨大はフィラメントは、まだ見えています。

1.活動領域12282付近のPSTによるクローズアップです。
  20150214-1

2.活動領域12283付近のクローズアップです。
  20150214-2
 写野の左端には活動領域12282の黒点が写っています。

3.活動領域12281付近のクローズアップです。
  20150214-3
 プロミネンスもしっかり写りました。12281は、画像の中央上部から右下にかけて弧を描いているフィラメントの下部のすぐ上付近にありますが、分かるでしょうか?写野の左下にあるこじんまりとしたプラージュがある付近は活動領域12283です。(上記2.の画像と同じもの)

4.活動領域12284付近のクローズアップです。
  20150214-4
 画像の左上の明るいプラージュのある付近が12284です。

5.巨大フィラメント付近のモザイク合成画像です。この画像はPSTで撮影した画像4枚をモザイク合成したものをトリミング、リサイズ(縮小)したものです。
  20150214-5
 フィラメントからプロミネンスに至る様子がよく分かりますね。一部がプロミネンスとして見えるようになっても、やはり、太陽に纏わり付く龍のように見える雰囲気は残ってますね。
 この画像のプロミネンスは、元画像でも比較的しっかり写っている(あくまでもPSTで撮ったものとしてはですが)のですが、それでも「のっぺり」した感じは否めません。階調がもっと出ても良いと思うのですが、なかなか、思うようになりません。
 そこで、以前PST+COOLPIX990で撮影していたときに思いついて実践していた方法で仕上げ直してみました。
  20150214-6
 この画像は、トーンカーブをいじくって、プロミネンスを含む彩層面の外側をネガにし、彩層面はポジのままにしたものです。通常、プロミネンス部の明るさが彩層面の明るさとと比べて暗く、かつ、明るさが狭い範囲に全て収まっている性質を利用したもので、ネガにする部分のトーンカーブは左上から右下に向かって一気に下げていき(これでプロミネンス部をネガにすると同時にきつく下げることでプロミネンスを強調している)、その先は、できるだけ自然になるように右上に徐々に上げて行くものです。カーブのボトムは、理想としては彩層面と空の境界付近の明るさに相当する位置に持ってきます。もちろん、ボトム付近で徐々に向きを変えるようにします。この処理は、ごく淡いプロミネンスを見えるようにするのに有効な方法の一つなのですが、おまけとして、プロミネンスの階調を拡大してのっぺり感を多少改善してくれることが期待できます。(ただし、極端すぎると階調が飛び飛びになるのが目立って等濃度線のような不自然な画像になるので、ほどほどに)
 今回の画像では期待したほどの改善は見えませんでしたが、それでもプロミネンス部がポジの画像と比べると、若干ではありますが、階調が拡がったように見えなくもありません。いや、階調の拡大よりも、むしろ、ポジでは見えていなかった薄いものが見えるようになった方が意味があるかも知れません。
(注)ここで言う階調の拡大とは、ある明るさの範囲に入っているもので見て、最も暗い部分と最も明るい部分の明るさの差を拡大することを意味しています。単に拡大しているだけで、拡がってできた隙間が補完により埋められる訳ではありません。従って、たとえば明るさが1から5の範囲に入っている部分を1から100に拡大するような極端な処理をすると、できあがる画像は、まるで当濃度線で描いたような画像になります。できあがりを確認しながら、不自然さが出ないようにするのがこつです。
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:10 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。

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