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2021年6月9日の太陽Hα画像 その2

 6月9日にZ103+Quark+ASI178MMで撮影した太陽Hα画像です。

1.活動領域12829付近のクローズアップ
  20210609-12  20210609-13
 右の画像は左の画像を撮影した約50分後に撮影した画像です。あまり変化しているように見えませんが、よく見ると細かい部分で変化しているようです。(例えば右側の微小黒点の一部が消えかかっている、或いは、左側の黒点の中に見えているブリッジがごく僅かに変化している、・・・)

2.活動領域12828の名残?
  20210609-14
 上の画像は6枚の元画像をモザイク合成して、12829と12828の名残らしきものとの見かけの位置関係を示したものです。西のリムに何か写っていますが、この付近が活動領域12828の名残ではないかと思います。(12830かも。)
 12828の名残ではないかと思うものが写っている画像(上のモザイク合成画像の元画像の一部です。)を下に掲載します。
  20210609-15

3.活動領域12832付近のクローズアップ
  20210609-16

4.黒点が見えないが活動的な領域
  20210609-17
 この領域は112832の東側にあります。あまり活発に活動しているとは思いませんが、今後、バケるかも。

  20210609-18
 バケそうかどうかで言えば、こちらの方を期待しています。

5.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20210609-19  20210609-20
 右の画像の薄いシュッとしたプロミネンスは、一つ前の記事の「東のリムに見えていたプロミネンス」の左側の画像中の下側の矢印の先にあるものと同じものと思います。やはり、実際にあったのでしょうね。上側の矢印で示したプロミネンスはZ103で撮影した時には見えなかったと思います。(たぶん消えた?)

  20210609-21  20210609-22
 Z103を使うと、左の画像のような、かなり淡いプロミネンスが簡単に見えます。

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20210609-23  20210609-24

  20210609-25  20210609-26






  
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 12:30 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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